ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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神棚生活的利き酒のこと

いいことばかり書いてもいかんと思いますので、面白い結果が出なくても書きます。

 

神棚には1日と15日に4合瓶を二回に分けてお供えしています。で、複数の瓶子にそれぞれ半分以下で入れていくと瓶にちょっとだけ残るのです。 

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これは最後に瓶ごと神棚に上げてからお神酒としていただいているのですが味は変わります。よく言われますが本当に微妙ですが違いを感じるのですね。今まではただ上げて降ろしてだったのですけど、今回はご神気を込めてほしいことを伝えて棚にしばらく放置しました。

 

期待に胸高鳴らせて、載せる前にグラスに注いだ酒とお神酒とを飲み比べました。

飲む度に(口への含み方が毎回違うためか)味が変わるのでさっぱり分かりませんでした😅

ただ……舌の上にそっと乗せた時にお神酒にした方が滑らかなような?

 

今回は、いろいろ思いついてお願いすることは多いですが残念な結果になることもありますという話でした。

#口に含んだ後そのまま飲んでいたので書いてる間に酔いがまわってきました。

今だ! 本坪鈴を磨こう🤩

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今はどこも鈴緒を上げて鳴らせないようにしているようです。鈴が本来の役にたっていない今が磨きのいい機会でしょう。

 

黒っぽく変色した鈴は状態によりますが手磨きでも1時間程度でかなり綺麗になります。手順としては台所用の磨き粉をつけたスポンジで表面のザラザラした汚れ錆を落とします。次にピカール等の研磨剤を布につけてひたすら磨きます。

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次第に綺麗な銅色になり、やがて黄色っぽく変化していきます。黄色になったらあとは磨き粉でついた荒い研磨傷を消すためにさらに磨きます。ここまでくると、どんどん金色に輝きだすので、指は疲れていても楽しく作業を続けられます。

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鈴には凹み傷があるかもしれません。ここの錆は手での磨きではなかなか消えませんが一度でなんとかしようと思わない方がいいです。定期的な磨きでそういった磨きにくい箇所も次第に光始めます。

 

真鍮製らしい黄金色になったら脱脂スプレー(パーツクリーナー)で油分と細かい傷内の汚れを洗い流しましょう。その後は車用のコーティング剤を何度か塗れば何十年も経っていてもピカピカな本坪鈴になります😄

数か月もすれば薄っすらと曇りますがその時は5分から10分磨くだけで光ります。これを何度もしていれば鏡のようになっていきます。

#おっさんが見事にうつりましたので自主規制。

 

大きな鈴は高額です。氏子減少の昨今、気軽に買い替えるわけにはいかないと思います。氏神様の宮司さんに相談して、境内社の小さな鈴の磨きの許可をいただけたら試してみてほしいです。小さな物なら大失敗しても少額ですみますから。大きな鈴はそれからでも遅くないです。

 

鈴緒を振ると黄金の鈴がガランガランと気持ちよく鳴る! 一気に気持ちがほわほわになるはずです。コロナ禍が過ぎ去った後、神社で(コロナを警戒する日々からの解放の)喜びに満ちた鈴の音が響きますように。

 

神職と氏子崇敬者は神社維持の両輪だと思います。神社のことは神職が専門家だから全て丸投げ……はよくないはずです。もちろん神事については神職の指示に従わなければなりませんが、いかに神社を気持ちの良い場所にしていくかは遠慮なく相談していいと思うのです。神職側からいろいろとお願いをすると煙たがられるとあまり言わないようにしていることもあると思いますので。

断ち物はいつまで?

たこ焼き断ち継続中のa-wiです。

願掛けの結果がすぐ分かればいいが、叶ったのか叶わなかったのかはっきりしない時は断ち物の扱いはどうすればよいのでしょうね。

 

幅のあるお願い事の場合、自分がある程度結果が出たと思ったらそこで一区切りとみてお礼参りに行って、断ち物はそこで終わりとしても別にかまわないようです。別に誰かが断ち物をしなさいと命じたわけではないですから。勝手に自分がやっていることだから勝手に終わりにするというとみもふたもないですが😅 新たなお百度したいためにそれじゃ終わりというのもおかしいですよね。半年ほど様子をみてみます。

 

一月に行ったお百度二つについてはよく分からない以上あと三ヶ月継続あるのみです。たこ焼き無しの日常に慣れてしまいましたし。

 

疲れをとるために今日はこれで終わりです。

 

#いつも☆やブクマありがとうございます<(_ _)>

片塚山神社(岡山県井原市芳井町片塚927)

片塚山神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

 

そっち方面へ行く用事がある時は足を延ばして黒丸神社へ詣でているのですが、それだけだとガソリン代も上がっていることだしここまで来てもったいないなと。で、例によってグーグルマップで周辺の神社を表示して探しいて、こちらのかたつかさん神社の御神木が目に留まりお詣りしてきました。今回も行ってみないとなと思わされる神社でした。

神社名は地名からですね。かたつかという名の山ではなくかたつかにある山神社ということにしばらく気がつきませんでした。日光二荒山神社みたいにかたつかさんだとばかり。鳥居の扁額を見て、ああ山神社だったのかと😅←大三島大山祇神社からだからわかりそうなもんです。

 

a-wi.hatenablog.com

 

目次

 

 

【御祭神】

 大山祇神外七柱の神々(岡山県神社誌より)

 

【片塚山神社への道】

国道313号が芳井の小中学校を過ぎた次の信号を右折して橋を渡ります。橋を渡ってすぐに左折すると、川沿いから山の方へ入っていく岡山県道297号になります。

 

この県道は崖に沿って細くなったり少し広がったりを繰り返します。一番狭い所は軽自動車で左右に少し余裕があるくらい。だいたい1.5車線だと思います。

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坂道は曲がりくねっているので、狭い箇所で大きな対向車が来るとバックするのは大変だろうなと思いました。カーブミラーを双方がちゃんと見て譲り合えば大丈夫だとは思います。軽自動車の人はそんなに気にせず走れると思います。

 

そんな道ですが313号から西側の山中から井原市中心部へ向かうには便利らしく、行きも帰りも5台くらいの車とすれ違いました。北振バスという会社の小型バスも走っています。朝だともっと多いのかもしれません。交通量は予想できません。

 

313号と297号の交差点から片塚山神社までは4キロくらいだと思います(車のメーターで距離を測るのを忘れていたのです)。道が水平になって少し直線が続く所に神社はあります。

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ナビの無い時代なら少し不安になるような山中でした。神社横に路肩が広くなっていてここにとめられるようです。近くの田んぼで作業する農家の方? が私の後に来てとめられましたが注意されることはなかったから、お詣りの間とめるのは大丈夫そうです。鳥居の前に軽自動車が駐車できるだけのスペースもありました。

 

 

【境内の様子】

 片塚山神社全景。

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片塚山神社拝殿と本殿。銅板葺きの本殿以外は新しい瓦になって綺麗です。

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本殿はこの写真だと分かりにくいと思いますが色が塗られていたようです。

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覆い屋? の中の綺麗な境内社

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ご神木

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ご神木の下の石碑をアップで。

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杉についての井原市教育委員会の案内板。

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【お詣りをすませて】

素晴らしい御神木を見ながら鳥居をくぐると穏やかに気が変化しました。社殿に近づくにつれてどんどん清々しい気になっていくのを感じました。

 

ご神木の杉は涼しい気を放っていました(あくまで主観です)。かなり弱ってきているようでしたので、これからも頑張って一日でも長くお詣りに来る人を迎えてくださいと願いました。

 

本殿横でいつものように心を静めると、短い間隔で波のように打ち寄せる力に気がつきました。ご神職、氏子の方々が神社の修繕に努められたために力が維持されているのだろうと思います。

 

拝殿は岡山県神社庁ページを見ると古く汚れています。今は綺麗なカバーで拝殿の壁が覆われ、内部も綺麗に整えられていて気持ちよくお参りできます。6年くらい前に修繕されたようです。境内社(外宮)をおさめる覆い屋? も綺麗になっています。由緒看板はありませんが境内社には名前が貼られていましたから御祭神はそこからだいたい分かります。

 

山と境内の大木と脇を流れる小川……313号を通る時に気がついた別の山神社同様自然の物が持つ力を強く感じるいい神社でした。まだまだ知らないだけで清々しい気に満ちた神社はたくさんあるのだなと思い、これからもお詣りは続けていくぞと誓ったのでした。

a-wi.hatenablog.com

 

小さな鯛でもごちそうです

春なのでスーパーの鮮魚コーナーに20㎝くらいの鯛が並んでいることが増えました。私が見たのは2匹入りで300円くらいでした。安いです😃

 

特別なお供えとして大きな天然真鯛が紐で縛られてぐっと曲がった形で三方に載せられているのを見たことがあるかと思います。神職に頼んで御祈祷、お祭り等、そこまで特別何かあったわけではないのだけど、少しお供え物として奮発してみようと思ったらこの鯛でも充分なのだそうです。

また、個人の神様ご眷属様へこれをという信仰心は誰にも咎められるものではないと伺っています。ただし、お供えという行為で神社を汚すことのないように(生ものですと特に)気をつけないといけないでしょう。

あとは、神職常駐の神社では神職とお話をしてお参り中置かせていただくか、お供えにする鯛のお金をおさめてお願いした方がいいように思います。

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普段、神職以外が魚を供えることなどないです。田舎の無人の社(氏神様や産土様)に持参してお供えすると喜んでいただけるみたいですね。朔日参り(十五日)の時にできたらいいですが、鯛がいつ並んでいるかはお店に行かないと分からないので、見つけた時でかまわないと思います。

 

このくらいの大きさなら神棚にもなんとかお供えができます(神棚板に余裕があればですが)。その後は美味しくいただきましょう。

 

#神々ご眷属は御馳走そのものよりも、この時代に自分達へ気持ちが向いている者がいることを喜んでおられるようです。

 

#スーパーからの帰りにパックを袋から取り出してどうぞ……はちょっとよくないようですから、帰宅して洗った鯛を未使用の皿に載せてから置きましょう。三方や折敷が有ればいいのでしょうが大きな物はさすがに個人宅にはないですよね。私は最初にお供えを買ったら車に置いて、それからあらためて人間用の普段の買い物をします。袋は別々です。最後は人間の口に入るとはいえ、それまでは神様用と人間用は別物だから気をつけています。

 

ブログ一新のご挨拶(4月のアレでした)

本日より自転車ブログとして再出発です。

自戒更新より前部に鳥居⛩、後部に社殿を載せた宮形自転車どこでも神社くん1号←センスが昭和 でのポタリングな日々をお送りする予定です。

 

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よろしくお願いします。

 

                       令和三年四月朔日

 

 

 

 

 

#午後にはこの記事は消しますので☆はなしでお願いします😁

あっという間に4月になった気がします。職場等の環境が変わる方々の新生活が楽しいものになりますように。

 

追記

これはダチョウだなと☆とブクマを貰いましたのでこのままにします😅

伺ってみた神社の気のこと

コメントでいただいた疑問を読んで、そういえば神社の気がよくない(と感じられる)ことがある問題について書いたことはなかったかもと思い、昨日の記事の補足として新たに書いてみることにしました。少し前に書いた神社の力の低下とかぶっているところが多いです。

 

a-wi.hatenablog.com

神社で良い気をいただけるはずがむしろ悪い気が集まっているように感じられることについて何が原因か問うてみると、「神社の力がコロナ前に比べて低下している。エネルギー不足、つまり気枯れ」との返事でした。

 

一部神社はかろうじて力を維持しているが残り大半の神社が影響を受けていると。

 

本来は神社の力が強く、参拝者に力が分け与えられるのだそうですが、今は流れていくはずの力が誤解を恐れずに言えば余裕がないと。コロナ禍で減った参拝者は個人的な心配事の解消を願うことが多いために良い気は減る一方だとか。

#ある神社では日参する人が少数いるそうですが他者のため世のためだけを祈る人は残念ですが今はいないそうです。昔はいたそうですが……。

 

そのために人によっては、活力がないような感じ、力が吸い取られるような感じを受けるのかもしれませんね。

 

御祭神ご眷属はもちろんコロナそのものの影響は受けません。ですが、交流のための神社という施設は一方通行になってしまって(影響を受けて)いるのだそうです。

 

大事なことは循環と強調されました。神々から人へ向かうもの、人から神々へ向かうもの、常に流れ続けるべきものだそうです。それが停滞すると、そこから先はなくなる。それが気枯れだと。

 

a-wi.hatenablog.com

循環とそれを維持する絆はこの世の事全てがそうであるから、このことを考えてほしいとの答えでした。

 

#ご神職が務めに励んでいても人間の間で何か問題があってそれが影響している場合もあるかもしれませんが、今回はあくまでも全体的な問題についていただいた答えをまとめたものです。ですから的確な答えではないかもしれませんが今書けるのはこれくらいです。

 

#工事等によりいわゆる竜脈が断たれてエネルギー供給に問題をかかえた。遷座した場所がそれまでより土地の力が弱かった。ご神木(社叢)がなくなった。ご眷属が減ってしまった。氏子が減ってにぎやかにお祭りができなくなった。御祭神ご眷属への感謝の念を持って参る者が減った。どれも神社の力を低下させてしまうものです。

神社へ行くべき理由まとめ

今日は今まで書いてきたことの軽いまとめです。神社巡り以外で珍しく目次ありです。

 

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目次

 

 

1.特に問題ない人へのすすめ

 

 病気でもなく特に今悩みを抱えているわけではない人は普通にお参りするだけで一定のおかげを貰えます。良い気を浴びてさらに日々元気に頑張りましょう。

 

 

2.不調を抱えている人へのすすめ

 

その不調が病気でないかしっかり医師の診察を受けて確認が必要です。病気ではないようだがという時にはよろしくない気の影響を受けていることがあります。そうした状態でお詣りをするとくっついている良くないモノを嫌ったご眷属に離していただけることがあります。

 

身体が軽くなったように感じて少しだけすっきりした気分になれるかもしれません。ただし、心身がそういう状態になっていると一度では完全に改善しないかもしれません。

 

神社に行くとすっきりする体験を何度かした人の心の内に、神社のおかげかもしれないとの思いが湧くようになると少し前進したと言えるかもしれません。神社(神々)に感謝する心は良い方向へ歩む力になりますから。

仏様の方がこのような相手に対してはよりお力を貸してくださるはずですけれどね。

 

 

3.隠れた覚者へのすすめ

 

昔であれば覚者と呼ばれているはずの人は増加していますがそうと認識されていない(自他共に)ことはあると思います。こんな人が雑念の少ない心でいる時の周囲へ発するエネルギーは非常に強いです。神域にこの状態で入ってくれば歓迎されます。さらにこういう人は強い利己的なお願いは目覚めためにあまりしなくなっています。

 

神社で利己的なエネルギー(お願い)を放っていく人が多いですからその反対の人は貴重です。その上に力が桁違いに強いので、たった一人でも大きく良い力をもたらします。

 

自分がそうである自覚の有無に関係なく詣でればそうなるのですから、より多くの人がお詣りが習慣になればその中に覚者がいる確率が上がります。

 

 #個人的なお願いがいけないと言っているのではないのです。困った時だけの神頼みではどうかなというだけですので。

 

4.輝く神社へ

 

覚者でないとダメなのかと落ち込むことはありません。ごく平均的な人(気を悪くしないでください)でも普段は何か良い事があった時に報告に来たり、他者のための祈りであれば充分に良い影響はあります。

 

そうした人がどんどん増えて、中には覚者も混ざり、さらに特殊な存在も詣れば神社神域に満ちる力は本来あるべき姿となり、社殿はまばゆく輝くことになるのです。この意味を分かっていただけるでしょうか? 多くの神社がそうなった時、神社ネットワークは再び力を取り戻すことになります。

 

全ての日本人にとは言いません。神社好きな人が自分に出来ることがあるんだと喜びに満ちた思いで神社へ向かう時、失ったモノを取り戻すことがきっと出来ると私は信じています。

 

#聞かされていることを書いているので眩しい社殿を見ているわけではないです、念のため。

 

 

5.神社にいないほとんどの時間のために(結びの言葉)

 

 目に見えない存在をいるものとして過ごせるようになれば、同じ次元で目に見えない場所にいる人へも心が向くはずなのです。

 

今の日本人は自分と家族以外をまるで敵のように見ているのではと思います。そういった教育を家庭で受けて来た結果なのでしょうね、今の世は。

 

これから変われるきっかけにお詣りがなるのなら、それはきっと神々の意にそうことなのだとの思いがあります。

 

このブログを今までに読んでくれた人がどれだけいたのかは分かりませんが、ほんの少しでも自分のいる周りの世界を考えてくれたなら私の願いも半分叶ったようなものです。

 

全部叶ったらそれはそれで困るのです。人生やりきって終わりになりそうなので🤣

直接は話せなくてもお互い言いたいことは分かっている

ちょっと解釈に苦しむ夢を見て(一応こんな意味だろうなとは思うがはっきりしないので)答えを得たいとおみくじのある神社に仕事帰りに立ち寄ったのです。

 

新たな趣味(自転車整備)にうつつを抜かして諸々サボっていたのは良くないなということを妹や神様に言い訳しつつ引いてみると結果は……胸の内に神様の意にそわぬと思うことがあればお詫びすべしと書かれていて苦笑い。

 

自転車は車体から後輪外してタイヤ外して交換準備。明日にでもさっと新タイヤ付けて車体に戻したら出来ることはほぼ終わり。いい気分転換になりました。

 

もう新年度は目の前ですね。自分がすべきことが分かっている人は春の陽気に合わせて力を高めていきましょう。

 

#タイヤ外すまでで何故か体がガタガタになってしまったのでおみくじネタで一記事ごまかしてしまうのでした。指先が痛くてタイプが辛い😅

狛狐は苔狐?

山の中のお稲荷様を見つけて、ふひひと言いながら石段を登りはじめてすぐ、ふうふうひーひー言ってると迎えてくれるのは、狛狐のお二人。

 

もちろん、日陰になりがちな山中の稲荷だから緑のたぬききつね。苔と言っても盆栽で使うアレではなくて、ぬるぬるしたくさいアレで跳満確定。さらに鳥の糞まみれだと倍満になります。洗いたい……とにかく洗いたい。でも山の中で他所の神社だと諦めざるをえません。

 

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山中でなくても日陰だとかで苔狐になっていることがあります。お稲荷様は怖いとか祟るだとか言われてまさに触らぬ神に祟りなし状態の結果です。自分が氏子の神社等、洗浄できる場合は入念に下見して必要になる掃除道具の準備にかかります。用意ができたらいよいよ洗浄です。その前に像に入っているお狐様には像から離れていただきましょう。

 

境内ですから使える洗剤の種類も量も限られていて、スポンジやブラシも石を傷めにくい柔らかい物を使って、時間をかけて汚れを落としていきます。高圧洗浄機を使えるなら、弱めにしてかけると凹みの中の汚れやこけも落とせて石は白くなります。新品タオルで拭きあげて乾くとまさに白狐像です。

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そうなったら赤い前掛けを元に戻して終了です。裸のお狐様ならここで前掛けをプレゼント!🎁 そして、「お狐様綺麗になりましたよ。かっこいいです」とか感想を述べましょう😁

お狐様によると、汚れが落ちるとさっぱりした気分になるのは人間と同じだそうです。かっこいいとか言われるのも悪い気はしないみたいです。人間が一生懸命綺麗にしてくれたことに感謝しているとのことでした。笑顔で頭を下げて帰宅しましょう。

 

自分の像を綺麗にしてもらえたお狐様も満足。綺麗にした自分も満足。お詣りに来た人も綺麗な狛狐を見てほわほわでめでたしめでたし。

 

好きなお稲荷様があるなら清掃が許されないかたずねてみるのもよいかと。ご縁があればきっと清掃させてもらえるはずです。

 

ここまではあくまで目に見えない存在がいると思う人向け。そうでない人は町内会の清掃活動の一環として御町内の神社の掃除があるならば行ってください。掃除は生きている以上必要だから何も悪い事ではないですから。

 

#表面がまだ綺麗な像の話です。ボロボロになっているものを下手に洗うと大変なことになりかねないですからね😅