ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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朽ちていくのは鳥居だけか

傷みの激しいものが多いため鳥居の交換が大変そうな稲荷神社は田舎では結構目にします。人間、一部の人を除き、寂れていると感じた神社には好んでいかないはずです。そうするとさらに寂れ感が増す悪循環に。

 

それでも供えられた榊の碧を目にするならよいのですが……枯れた茶色の榊が揺れていたりすると、参拝者を待っているお狐様達はどんな気持ちなのだろうと思ってしまいます。

 

お酒に稲荷寿司を持ってお邪魔したいところですが、普段そうしてお詣りできる神社の数には限りがあります。見ているだけになるのが心苦しいですがやむをえません。

 

大きく立派な稲荷神社にはご眷属もたくさんいて、お願いを叶えてくれる力も強いかもしれません。そういった稲荷にだけお詣りしている。それは別に何も問題ないでしょう。一方、参拝者を待っている少数のご眷属しかいない神社でしっかりご縁をいただくのも悪くはないと思います。

 

目に見えない者と関わるのなら目に見えない部分に基準を置いてもいいはず。生活圏にあまり人が来ていない雰囲気の稲荷があったなら、たまにでいいのでお邪魔してはどうでしょう。社殿の傷みが激しかろうと掃除が十分でなかろうと、お詣りしたいと思う気持ちには関係ありませんとお伝えしてみたら、きっとなんらかの返事がもらえるでしょう。

 

ひと気がないからこその自分と高次元存在との誰にも知られない秘密の関係、いいんじゃないでしょうか。

 

#朽ちつつあるを通り越して崩れている鳥居のある壊れた祠とかはさすがに注意しないといけないと思います。最低限、お祭りはされているとわかる神社の話です。

 

#今日訪れた神社は中にある外宮(妙な表現ですね)に青々とした本榊、瓶子が有ってきちんとお供えが続けられているもよう。気持ちよくお詣りできて嬉しかったです。

 

#最初にUPした時に書いた文章に一部誤解に基づく文があったので書き直してあります。今後は公開前にもっと注意します。