死後地獄に落ちるといった話ではなく、空の落とし物の話です。
昨夜は火星大接近でした。大接近時は小口径望遠鏡でも極冠が見えて楽しめるのがいいですね。
火星は燃えるように赤いですが稀に本当に燃える星(流星の中でも特に明るい火球)を目にすることがあります。ドラレコ等の録画環境の充実でニュースで目にしたことは現代人ならあるはずです。
昔の人はたまたまそんな天文現象に出くわしたら現代に生きる我々よりもより強く神秘的な力を感じたことでしょう。そうするとどうなるか……祀るわけです。天から降ってきた石ですからそちらの世界の物と思ったのでしょう。
調べてみると岡山県井原市美星町(星空が綺麗で有名)にそんな神社があります(まだお詣りしたことはありません😅 よって神社巡り記事ではありません)。
高星神社、星尾神社、明神社(皇神社)と三つもあるのは隕石が空中で分裂し、落ちたからだと言われています。高梁川流域連盟公開のわかりやすい動画がありましたので紹介します。
空からやってきたものを祀った神社の地が長い年月を経て、今は星空で人々の関心を集めている。神々の世界を想って祀った人と未知なる宇宙に魅かれる人。意外に人は変わっていないのかもしれないなと思った夜でした。