ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

MENU

木華佐久耶比咩神社(岡山県倉敷市福江1671-4)

昭和生まれの人は学校でいつも共に有った? 金属のアレを覚えていると思います。今日はそのバケツ? の話です。

https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/17174/

木華佐久耶比咩神社は水島ICに近い県道21号線沿いにある大きな池の向こう側にあります。21号線の緩い坂を上り切った所で案内看板もあるので曲がる場所は分かると思います。池の反対側を走る道を進めば数分で到着します。

駐車場もあるので平日なら問題なくとめられます。朔日参りに来る方が結構多く、その日を避けたらのんびりお詣りできると思います。

 

f:id:a-wi:20201110181253j:plain

昨年の9月、御祭神の木花開耶姫にお礼参りに行きました。家を出る時から"歓迎サイン"をくださいとお願いしていました。

到着して早く御礼を言いたいと手水舎で清めていたらガランガランと大きな音がしました。私はその時、ブリキのバケツが転がるような音だなと思っていました。

そしてお供えを持って参道を進み、石段を上がって拝殿前に立ちました。誰かいたら困るなあと思いつつ他の参拝者を探しましたが見当たりません。

今までのご加護に感謝しながらサインを探しましたがそれらしいものはなく……しょんぼり参道を戻り車の横まで来た時、オニヤンマ、続いてアゲハチョウが飛んできました。ああこれか! と一応満足して帰路に😀

 

帰宅後”ブリキのバケツ”の件を家族に話すと呆れ顔で「鈴が鳴ってたんでしょ」と言われてようやくああ鈴か! と気がつく始末……🙄

 

ではなぜ神社で当たり前の音にそう思わなかったのか。それはお参りする人が鳴らすにしてはあまりにも大きかったから。少し距離があり、一段下がった所にいたからそんな大きな鈴の音が聴こえるとは思ってなかったのです。

あの日は駐車場に他に車はとまっていませんでした。歩いてお詣りに来るような神社ではないのです。だからその時神社は無人だと信じて疑わなかったのです。でも音はした。だから拝殿前で誰かいたのかなと見たわけですが誰もいませんでした。

手水舎から石段を上がるまで30秒とかかってはいないのです。でも誰も居なかった。奥宮への山道入口を見ても姿は無い。お参りで鈴を鳴らして祈った後、奥宮へと向かった人がいたとしても後ろ姿は見えるはずなのですが……。

その日はそよ風くらいはありましたが、あれだけ大きな音をたてるためには鈴の緒を力いっぱい振らねばならないから突風以外では鳴りそうもなく。見てわかるような風は手水舎から見上げた拝殿前には吹いていなかったです。

15分は境内にいましたが結局誰にも会いませんでした。不思議な出来事で今もはっきりと覚えています。今ならサインだと気がついて大喜びしたと思うと本当に残念です。

 

といった不思議な事があった神社です。とても綺麗で清々しさに満ちています。拝殿内でお守りやお神札等をセルフで受けることができ、御朱印も書置きがあるからいつでもいただくことができます。縁結び、安産の女神様で女性の参拝者が多い感じです。自信を持ってオススメできる神社のひとつです。


神社・お寺巡りランキング
スピリチュアルランキング