https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/18312/
岡山県南神社巡りの記録からまだ書いていなかった神社がポロポロ見つかるのでそのうちのひとつ貴布祢神社を。
京都の貴船神社にいつか行きたいがその前にもっと近くでと探して見つけた神社です。
田んぼの中を走る太い道から一本山沿いに入った所にあります。軽自動車なら気にせず走れるくらいの道幅の生活道路なので対向車が来ないのを祈る必要があります。太い道からはそれほど距離はないので運を天に任せて突っ込むか、駐車してこの道を歩いてお詣りするかです。
境内に上がる坂があるため、自動車でお詣りは可能です。ただ……私は前に書いたような理由でできるだけ歩くようにしています。
岡山県神社庁のページの写真には拝殿前に大木が数本ありますが、今は切株が残るのみです。この写真の時に一度お詣りしたかったです。記事終わりの拝殿写真に切株が写っています。長さは釣りでいうところのふたひろ。ゆうに3m以上あります。
キツネが御眷属でその像は灯篭に乗っています。おにぎり大好きだそうですが現代もお供えされているのか近所の人に会わないので訊ねたことはありません。このご眷属におにぎりを持っていくことがあります。
本殿横のお狐様の出入り口(小さいです)。
a-wi.hatenablog.com鳥居を過ぎて随身門からの参道は屋根のある回廊になって拝殿へ続きます。回廊のある神社は少ないので、歩く間がこの神社らしさを味わえる時間です。
拝殿は特別変わった造りではなく田舎でよく目にするものだと思います。
大きな御神木がないのでその力は当然感じられません。それでもお詣りしているのはおにぎりのお狐様はじめ馬などのご眷属にお会いするためと、山の側ひらけた神域上空には龍神がいるはずと思っているからです(そう思ってお詣りする方が楽しいです、きっと)。
お参りして嫌な感じは全くないです。社叢からのエネルギーがないため土地やご眷属の感覚だけをとらえやすいと思います。歓迎サインもたくさん貰っています。社叢が無いため俗世と切り離された静謐な感じにはやや欠けるかもしれませんが良い神社だと思います。
2021年12月追記
久しぶりにお詣りしたら地元の会製作のパンフレットが賽銭箱そばに置いてありました。