ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんの日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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ご眷属の覚悟

ご眷属で一番伺いやすいのは稲荷のお狐様になるのです。今日はある大きな神社にいたお狐様のお話です。

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氏子が減って高齢化も進み、普段掃除が出来ず寂れた感じが強い神社ありますよね? あれがもっと酷くなるとどうなるんだろうと思って訊いたことから始まって、色々と質問に答えてくれた内容を書いてみます。#言葉としてそう喋っているのを聞いているのではありません。

 

何かの事情で神職が去って日々のお祭りがされなくなり、氏子崇敬者も誰もお参りに来なくなった。そのうち草が生えて荒れてしまった。もしこんなことになったらその時はもう神社を捨ててどこかへ行きますか? と。

それに対して、「そのくらいで自分がいる神社を捨てたりはしない。鳥居が崩れ、社殿のあちこちが腐り出すまでは残る」との答えでした。

なぜすぐには去らないのです? と伺うと「また誰かお詣りに来るかもしれない。その時に神社を預かる自分達がいなければ誰も居ない場所で何も知らずに祈らせることになる。それは出来ない」との答え。

 

自分の働く神社への想いは相当強いものがあるのだなと思いました。稲荷が祟るだとか言われる理由はおそらくご眷属のこの気持ち(誇り)です。だから神社を粗末に扱ったりすると叱ることがある。人間はそれを祟りだと受け取るのではないかと。

逆に言えば、自分が大事に思っている神社をお世話してくれる氏子崇敬者にはよくしてやらねばと思うそうです。

 

続けて、今まで神社のお世話していたお年寄りが息子夫婦の元で暮らすことになり、もう二度とお詣りに来ることはないだろうといった場合にお詣りしないのかと怒りますか? と訊ねました。答えは「今までよく世話をしてくれた。元気でな」というものでした。

お詣りしなければ祟るだとか聞いて最初から参らないことにしている者に対して怒るかとの問いには「怒らないが淋しく思う」とのことでした。

他のお狐様も同じか訊ねると「それぞれ違うが自分はこう思う」と答えてくれました。

神社ごと(そこにいるお狐様)の事情により違いはあって当然だとは思います。

 

姿が狐だということで変な色眼鏡で人間が見ているのだと私は思いました。厳しい面もあるがそれはこちらの心次第だと。

 

今回の内容、信じるかどうかは読まれた方の自由です。私はこれがウソだったらお狐様に嘘をつくなと叱られますね。