ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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多祁伊奈太岐佐耶布都神社(広島県福山市山野町)

たけのいなたきさやふつじんじゃと読みます。別名の岩穴宮はいわなぐうです。

 

今日はほぼ無風で久しぶりに穏やかな日になり、どこか安全にお詣りできる神社に出かけてみようと思いました。

広島県府中市福山市の北)に行ってみたい神社があったのですが駐車場の問題で今回はパスすることに。成人の日だし、普段よりお詣りの人が多かったらまずいので。

 

目次

 【目的地、多祁伊奈太岐佐耶布都神社へ】

さて、どこに行こうかと考えている時に山野町と頭に浮かびました。こういう時は素直に従うものです。山野町の神社を検索して目に飛び込んできたのがこの多祁伊奈太岐佐耶布都神社でした。距離が有るため遅い時間になりますが、今日を逃したら当分行けないかもと思ってポンコツのキーを手にしたのでした。

 

国道182号を北上すべきところですが国道313号線を通って井原市から北へのルートを選びます。例の黒丸神社の側を通ります😁

 

県道104号に入ると、川沿いの道は狭くなったり広がったりを繰り返すようになります。一応、退避所が所々に有り、冷や汗をかくほどの道ではありません。

 

が、初めて走る人は神社手前数キロは少し緊張する(往路)と思います。道の脇は雪が残っています。

 

ナビであと少しで着くなと思うあたりに案内板があり、上に行く道は参道、そのまま真っすぐが駐車場への道とのこと。ここは駐車場へ。一旦細くなって不安になりますがすぐに左に鳥居と駐車場が見えます。やっと到着です。

 

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【参道の様子】

左上:鳥居をくぐって左に曲がると山道へ上がるようにこんなものが。

右上:山道としかいいようがない。所々、足を滑らせたらゴム無しバンジーの場所あり。

左下:途中の分岐には進行方向を示すものがあります。

右上:赤い幟が見えてきます。

 

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300m以上歩いてヒーヒー言いながら注連柱に到着です。石段は滑りやすいので手摺はありがたいですね。ショックだったのはここまで来れる細い舗装路と合流したこと😲 そんな……。

 

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【多祁伊奈太岐佐耶布都神社(洞穴)の様子】

 洞穴の中にお社や狛犬など、神社境内にあるものが並んでいます。右の社の御祭神は下道国造兄彦命(しもつみちのくにつくりあにひこのみこと)と大穴牟遅命です(駐車場横の由緒看板より)。隣は赤濱宮で御祭神は伊奈多宿祢命です。

#下道国造兄彦命は応神天皇をおもてなしした御友別なる人物の長子の稲速別と言う方の尊号と由緒看板に書かれています。

 

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祝詞が響いていつもと全く違うものに聞こえました。

 

巨木の発する気、岩の発する気、洞穴奥から流れる水の気、心地良くて座って長く感じていたい場所です。お社の間の暗がりをじっと見つめていると凄く揺らいでいました。どなたかがおられたようでした。春以降、早い時間にお詣りしてゆっくり過ごすとほわほわになれる気がしました。

 

【参拝を終えて】

 所々細い道ですが待避所もあるので運を天に任せて走るほどではないと思います。駐車場もあるから山の中の神社にしてはお詣りしやすい方ではないかと(不慣れな人にはオススメしませんが)。軽い登山の方が問題かと思います。山の上なのにトイレもあり、手水も使えます(今日は凍っていました)し、休憩所?もあります。他の神社と違った雰囲気を感じてよい気分で帰宅できるいい神社だと思いました。

 

 

おまけ

 

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ヒバゴンが山野に移動したのでは? と言われたヤマゴン。走行中に気がついて停車して撮影。神社の少し手前(数キロ?)地点でした。

ヒバゴン - Wikipedia


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