300x450の板では神具と神具の間が無く水玉をとるのも慎重に隙間から出し入れするほどだったので一回り大きな板と交換しました。
#神棚がある部屋は床の間のある昔ながらの和室で長押の上に載せる形です。
横幅もそうですが奥行きがある方がミニ神社感がアップするので350を選択。横は600の板しかないために50短く切断しました。上の雲板が460だから神棚板があまり飛び出てもバランスが悪いのです。たった5㎝だから雲板を考慮しなければそのままが簡単でいいのは間違いないです。でも今回は加工しました。
数値でみればわずかに大きくなったように思えますが、面積は一目で分かるほど変化しています。神具と神具の間が広がり、朝の供え物交換も楽になりました。
こうした交換がすぐにできるのは神棚板を二本の支柱で上から吊るのではなく、L型の木材(棚を作るための物でホームセンターにあります)で下から支えているからです。荒神宮のような感じですね。ただ、真ん中一点だとどうしてもグラつきます。だから板の左右端をL型の金具(ネジでとめる)で下から固定します。ごく小さな物が市販されていますからあまり目立たずとめられます。
この神棚板取り付け方法は例えばお正月にお供えをたくさんお供えしたい時に奥行きのある板にさっと取り換えて、お供えの皿を置けるスペースを稼いだりできて便利です。あとは稲荷神棚で一の鳥居から宮形まで距離を稼げるので、鳥居を幾つも並べて千本鳥居を家で再現して楽しむこともできます😁 上から吊る板だと天井付近に釘を打つのも取外しも手間がかかりますが鴨居、長押は頭よりちょっと高い所にあるので作業は格段に楽で短時間ですみます。
気をつける点としては、L字型の木材の長さを奥行きのない板に合わせて選ぶと、次にもっと奥行きのある板に替えた時に板の奥の方だけで重さを支えることになることです。L型の木のサイズ違いを買ってもいいのですが長押の穴が増えていくからそこは考えてやりましょう。
最初から余裕のある板を選べばいいのですが普段出っ張り過ぎて困るお宅ではこんなやり方もありかなと思います。
#板は大きさの確認のために安い集成材を使ったので桧の一枚板ではありません。これでいけると確認後に適当な桧の板を探すつもりでした。当面は安い板のままになる気がします。