ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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前を素通りする神社における(こちらとあちらの)相互関係

毎年恒例の神社関係のお仕事がそろそろ開始なのですがコロナ2年目の今年はのんびり構えて4月からにしたので自転車乗れる時間ができて実に楽しいです。ま、遊んだ分はきっちりと埋め合わせが待っているんでしょうが今は気にしない。

 

前置きはこれくらで本題に入ります。

 

例の黒丸神社のためにやたらと走ることが増えた国道313号線。

a-wi.hatenablog.com

備中国は南北に長いから、瀬戸内と山陰を結ぶこのルートは私には非常に重要なのです。この道沿いの気になった神社に立ち寄った話を以前書きました。今日もそんな話。

a-wi.hatenablog.com

国道313号で岡山県井原市街を北へ走っている時、井原市民病院を過ぎた辺りの道沿いに鳥居と参道が見えます。国道から参道に入る前にスペースがありますがそこは民家の前ですから駐車するわけにもいかず、黒丸神社はじめ岡山県北へ向かう時にいつも見ながら通るだけでした。

最低限の整備を済ませた自転車でここへ向かいました。母艦から出撃する艦載機みたいに行動半径がぐんと広がりました😂

 

随身門を通ってお参りを始めると男性が一人やって来ました。拝殿前からさがると話が始まりました。男性は近くの方で、境内各所の今昔を詳しく話してくれました。由緒看板がなく、神社誌にも載っていない話は実に貴重です。たまにこんな風に話を聞かせてもらえることがあります。

 

このような事はいわゆる”呼ばれた”という話になりますね。

 

今回は以前から私がじっと見て「車が止められたらお参りできるのになあ……」と何度も思っていたことが相手に通じていたのです。神社にいる存在は「それならうちに一度来なさい」と思っているがそれが言葉で通じる人間は極少数で、もちろん私には直接伝わらないわけです。

 

ですが様々な手段を駆使して呼ばれるようで、結局お詣りすることになるみたいです。

 

今回はタイミングを見事に合わせた上で、神社の事に詳しい男性に会わせるという形で歓迎を伝えてくれたものと受けとめ、男性が帰った後でお礼を述べました。

 

こちらが気にしているからあちらも気にされたというか、人間が気にした時点でどちらの側から興味を持ったにせよ既にお詣りは決定事項のようなものだそうです。結果的に人間には気になるという形で認識ということみたいです。

 

一般に呼ばれるということのいくらかはこういった感じで起こることという話でした。

 

追記:大事なことを書き忘れるとは! 気になる神社があれば晴れた日の朝にどんな神社か一度お詣りしてみてはどうでしょうかという記事でした。お稲荷様を除きます。私はお稲荷様好きなので気にせずお詣りしますが信仰の強制はできないので。

 

#今日お詣りした神社も掃除がきちんとされていてとてもいい神社でした。またいつか近いうちに書くつもりです。