ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

MENU

小さな鯛でもごちそうです

春なのでスーパーの鮮魚コーナーに20㎝くらいの鯛が並んでいることが増えました。私が見たのは2匹入りで300円くらいでした。安いです😃

 

特別なお供えとして大きな天然真鯛が紐で縛られてぐっと曲がった形で三方に載せられているのを見たことがあるかと思います。神職に頼んで御祈祷、お祭り等、そこまで特別何かあったわけではないのだけど、少しお供え物として奮発してみようと思ったらこの鯛でも充分なのだそうです。

また、個人の神様ご眷属様へこれをという信仰心は誰にも咎められるものではないと伺っています。ただし、お供えという行為で神社を汚すことのないように(生ものですと特に)気をつけないといけないでしょう。

あとは、神職常駐の神社では神職とお話をしてお参り中置かせていただくか、お供えにする鯛のお金をおさめてお願いした方がいいように思います。

f:id:a-wi:20210402003151p:plain

普段、神職以外が魚を供えることなどないです。田舎の無人の社(氏神様や産土様)に持参してお供えすると喜んでいただけるみたいですね。朔日参り(十五日)の時にできたらいいですが、鯛がいつ並んでいるかはお店に行かないと分からないので、見つけた時でかまわないと思います。

 

このくらいの大きさなら神棚にもなんとかお供えができます(神棚板に余裕があればですが)。その後は美味しくいただきましょう。

 

#神々ご眷属は御馳走そのものよりも、この時代に自分達へ気持ちが向いている者がいることを喜んでおられるようです。

 

#スーパーからの帰りにパックを袋から取り出してどうぞ……はちょっとよくないようですから、帰宅して洗った鯛を未使用の皿に載せてから置きましょう。三方や折敷が有ればいいのでしょうが大きな物はさすがに個人宅にはないですよね。私は最初にお供えを買ったら車に置いて、それからあらためて人間用の普段の買い物をします。袋は別々です。最後は人間の口に入るとはいえ、それまでは神様用と人間用は別物だから気をつけています。