ぼちぼちやるかなと鋸を手にしてギコギコ開始。途中の写真は紙やすりで出た粉まみれになるためにありません。
笠木は本当は縦長にしないといけませんが、そうすると釘を打てないから横倒しにします。板厚は12ミリで釘は16ミリ……そのうちの2ミリは尖っている部分ですから、どう考えても固定できるわけがありません。GWは大人しく家に籠ると決めたからもう1サイズ大きな真鍮釘を買いに行くことはしません😤
もう釘は単なる位置決め、ズレ防止の意味しかありません。
さらに悲劇は続きます。しばらく使わない間に金槌が逃げました。やつの部屋(工具箱)はもぬけのからでした。仕方ないのでゴムハンマーで叩きます。木を叩いて凹ませる心配はしなくて済みますが釘の頭を木にめり込ませることができません。これは最後に大きな意味を持つことになるのです。なぜなら、自立のための底板を柱の下に付けるのですが、頭が出っ張っているから鳥居が垂直に立たない😲
もう今回は試作ということにしてしまおうと決めたので木工ボンドを塗って組むも、ぐにゃぐにゃで……これで固定できるのか。
それでもなんとか形を整えて1時間ほど経つとそっと持ち上げたくらいではなんともなく、それなりにがっちりしている感じになりました。
次に貫を作りました。柱間の寸法を測ってそれよりやや大きく切断して紙やすりで削っていくことで、突っ張り棒みたいに固定を狙います。で、やすりがけが大変だからもうちょっと鋸で飛ばしてと思ったら飛ばし過ぎて失敗! を二度繰り返して三度目の正直できついのを押し込んで固定に成功。隙間に木工ボンドを詰めて接着。
試作一号鳥居めでたく完成です🎊
柱、長すぎでした。台の厚みも加わって、えのき鳥居か⁉
足をたぶん3~5センチ短くしないとダメですね😅
大きさは横が24センチで縦が土台をいれて25センチです。
5/6追記
こんなものを見つけました。
6センチ角の台です。これの表裏中心に印をつけて釘を少し先が出るまで打ち込みます。逃げた金槌は帰ってきました(見つけました)。
切断した柱下部がだいたい真ん中になるように柱に釘の先で穴を開けて木工ボンドを塗ったら、釘を最後まで打ち込みます。金槌ですし、見えない部分なので強く叩いて釘の頭も木に埋め込みます。
これで試作品が台のおかげで一応置ける鳥居として完成です(*'▽')ばんざーい。
5センチ柱を切って重心も下がったし、台が大きいからちょっとくらい鳥居に手が当たったくらいでは倒れません。これで鳥居の向こうにある八足台にお供えを置く時に気をつけなくてすみます😆
雰囲気がぐっと良くなり、惰性になりかけていた神棚のお世話も気分一新です。