我々が見る神社は時代の流れの中で様々な変遷をとげた末のものです。近いところでは明治の神社合祀令で多くの神社が消えていきました。
甲社に乙社が吸収された形の場合、ご眷属はどうなったのだろうと気になって伺ってみたところ、興味深い話を聞かされました。
乙社のご眷属は乙社が消滅した時点で眷属の契約はいったん終了するようなのです。また別の神社の眷属となるべく立ち去るか、あるいは甲社の眷属におさまるか、それはご眷属次第とのことでした。
甲乙の合祀ならまだしも、近隣の二桁もの神社を中心となる甲社に合祀したようなときは、眷属も言い方は悪いですが仕事がないので自然に出ていくことになるみたいです。
小さな祠(お稲荷様)などは数体のご眷属でお仕事をされていることが多いです(あくまでも伺った結果で、眼で見ているわけではありません)。
今はあまり大きくなく寂れた神社だからご眷属が少ないかと言うと必ずしもそうではなく、昔賑やかだったらご眷属の数は多いと聞きました。だから神社が大きいか社殿が綺麗かという人間が気にするようなことで神社の力を判断するべきではないと強調されました。
御祭神がどなたかということも大事でしょうがご眷属の数も大事なことだなと思ったのでした。でもお詣り時に分かりませんよね、これは😅
#あくまでも伺った結果を総合したものなので、大きく間違ってはいないと思いますがいくらかは誤解している部分があるかもしれません。それでもOKでたので大まかなところはこんな感じなのだろうと思い書いてみました。