#稲荷神社についての記述があります。
今回三つの神社にお詣りしました。最後は国道185号さざなみ海道の途中にある稲荷神社です。一度でもこの道を走ったことがあれば瀬戸の穏やかな(太平洋や日本海を見て育った人にはたぶん湖のように感じられると思います)海に面して立つ朱の鳥居を覚えているはずです。行ってみて車をとめられなければ他の神社へというつもりで向いました。
目次
【御祭神】
宇迦之御魂神
【稲荷神社への道】
三原市中心部(三原駅の辺り)からやや西へ進んだ三原警察署入口交差点を左折(南へ)すると大きな橋(三原大橋)があり、これを渡って左に進むとやがて二車線が一車線になった先に海が広がります。国道185号はさざなみ海道というだけあって海沿いを走る交通量の少ない実に気持ちいい道です。この海沿いを走りだす辺りが須波です。緩い右カーブ外側に朱い鳥居が海中から立っているように見えたらその山側にあるのがこの稲荷神社です。国道185号を三原市街から南に少し進んだ海の側。短く書くとこれだけです。ナビ不要です。駐車場はないのですが185号は山側を中心に広い箇所があちこちにあり、今回はそこに。
JR呉線の須波駅から海沿いに北側(三原の街方向)へ歩いて1キロほどなので電車でもお詣りできるでしょう。
【車椅子使用の方のための情報】
残念ですが鳥居と注連柱のところに四段の石段があるために車椅子では無理だと思います。鳥居前から拝むのが精一杯かと。
【境内の様子】
境内から見た鳥居と接近して撮った鳥居
追記:お詣りした時間は干潮で海から出ていたようです。
稲荷神社由緒看板(奉納されたもので奉納者名は私が隠してあります)。
稲荷神社全景
稲荷神社社頭
拝殿
お狐様
境内社(子授けの神様として信仰されています。「のど」の神様としてのご利益がありますと書かれています)。
白狐の置物がたくさん。お礼参りの奉納品なのでしょうか。
【お詣りをおえて】
初めて車を降りて鳥居をじっくり眺めました。潮風のためか銅板が白っぽくなっているのも味がありますね。鳥居だけなら厳島神社に行かなくても気分は味わえます(たぶんですが)。鳥居の向こうから陽が昇ってくるそうで、お正月はカメラを持った人でいっぱいになるようです。
紅い幟が綺麗です。すぐに色褪せてしますでしょうから定期的に交換されているのだと思います。幟がぼろぼろになったままだと哀しいものがあります。やはり幟が綺麗だと特に稲荷神社は華やかでよいです。
小さな稲荷神社ですが鳥居も複数あって雰囲気はいいです。数メートル上をJR呉線が走っています😅
最初の鳥居をくぐると急激にひんやりします。稲荷嫌いの人だと恐ろしくなってすぐ出てしまうのではないかと思うほど変化が急なのです😮 潮の香りが境内にただよっていて私はただほわほわして立っていました。
狛狐はわりと怖い顔(ちょっとかわいくもある?)をしていましたが放射している気はそんなに怖いとは思えない感じでした(個人の感想ですし、人によって受ける感じは異なるはずです)。
入口付近の祠もきちんとお祀りされていると思えるもので、平日午後でひとけはなかったですが大事にされている神社なのは伝わります。
来て良かった稲荷神社でした。