今までお供えについてあれこれ書いたのに、では毎回かかる費用はどのくらいかということを書いていなかったことに気がつきました。今回、私がお供えをするのにどのくらいかかるのかということを書きます。これから神棚をすえるぞと思っている方の参考になればいいなあと期待しつつ。私は神宮大麻や氏神様崇敬神社を納める神棚と稲荷神棚と荒神神棚と三つなのでそのぶん多くかかります。普通はひとつだけだと思いますからその場合は一つ分で考えてください。
目次
【一日と十五日のお供え】
神棚用に国産榊を二束=約800円
荒神神棚用に立松を一束=約200円
お酒が四合瓶を半分使用=約500円
赤飯や稲荷寿司など=300円~500円
合計約2000円
#国産榊は夏季を除いて月に一度交換で充分もちます。だから買わない日は出費なしですみます。これは二つの神棚での価格です。そのまま使うために形を整えられている榊をばらして榊立二つにさすため安くすんでいます。束のまま榊立ひとつにさすとなるとこの倍になります。
#立松は荒神様用に松を三本束ねてあるものです。
#赤飯や稲荷寿司はスーパーで売っているものです。
【個人的に嬉しいことがあった時など】
鯛や鮎などお供え向きの魚=約500円~1000円
巻き寿司等見た目に美しい料理=約500円
合計1000~2000円
#鮎は主に夏季。鯛は春。実際はほぼ通年並んでいますね。魚がある時は寿司はなしです。その逆の時もあります。できるだけ1000円ですむようにしています。
【お正月のお供え】
神棚用に国産榊を二束=約800円
荒神神棚用に立松=約200円
注連縄三つ=農協販売所で安価なもので約2500円
おせち(和風でいただきもの)の中から伊勢海老や魚など=無料
お酒(正月用に普段より少し高い物)=約1200円
歳神様用鏡餅(三方に乗せるサイズ)=約1000円
するめなどその他縁起物=約1000円
玄関の締め飾り=約1000円
合計6700円
#おせちが無料なのが大きいです。そうでなければ小さな伊勢海老やカニなどを買ってプラス数千円はかかってしまうでしょう。鏡餅や締め飾りは神棚ではないですが正月用ですので一緒に。
#正月に取り換える神札代は別
【おしまいに】
お酒だけは必ず用意しないといけないので最低このぶんだけはお金がかかります。安くすませるならカップ酒一合で200円もあれば大丈夫です。榊は必要に応じてですからこまめに榊立の水を交換して長持ちさせれば倹約できます。自宅敷地に榊やヒサカキがあったり、神社で持ち帰り用に置かれているものをいただいて帰ればお金に関係なくお供えできます。
あとの御馳走はその人次第です。贅沢なものを用意するときりがありませんし、神社で神職が用意する神饌と同じにする必要はないと思います。もちろん、八足台や三方を持っていて一式お供えする人もいるかと思います。私は持っていないので、神棚板に乗せられる範囲でのお供えを書いてみました。
月に数千円も出費すれば神棚とにぎやかにつきあっていくことができると思います。でも大事なのはどれだけ供え物を用意したかではなく、日々神々に向ける気持ちです。これが無ければいくら高価な供え物をしても喜んでいただけないはずです。
これから神棚を設けてみようとされる方、無理しない範囲で神棚生活を楽しんでください😀
パンパン 神棚仲間? が一人でも増えますように。