ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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安那明神社(広島県福山市神辺町三谷200)

深安神社巡りの15番目の神社です。消渇神社よりも北西の山中にあります。消渇神社への道が太ければ時折お詣りしてお姫様と話したいところですが細い道にいつも躊躇😥 で、今回は前を素通りしてこちらの神社へ向かったのでした。困った時の深安神社巡り😆

 

目次

 

 

【御祭神】

 

天津彦瓊々杵命 大己貴神 事代主神

 

【安那明神社への道】

広島岡山県境にあるので広島県側と岡山県側の2ルートを。西からだと国道486号の神辺町内新徳田2丁目東交差点を左折して広島県道390号を北上します。道なりに走って3キロくらいの所(右に入った所)に以前紹介した中条八幡神社があります。

 

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そのまま約1.5キロ北上すると緩い登坂になり、少し山に入った辺りから急坂が続きます。車はともかく、原付ではやっと登っていく感じになるかもしれません。登りきるとそれまでよりやや緩い下り坂です。300メートルくらい下った所(左側)に車一台幅の道があって、神社巡りの看板が立っています。下の写真は反対方向からの物です(こちらからしか撮っていないのです)。

神社まで250メートルなので対向車と出会う心配はまずないかと。神社前はすれ違うことが可能です。

 

東側からだと旧313号から県道103号を高屋川に沿って奥へ入っていきます。今は多くの車は少し南の現313号を走るでしょうからナビに従って北へ向かってください。途中にこれも以前紹介した高屋八幡神社があります。

 

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ここから800メートルほどで消渇神社への分かれ道がありますが、今回はそのまま直進します。

 

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基本的に片側1車線の道ですが、所々に30メートル程度がセンターライン無しの幅になりますから、気をつけてください。たまに付近住民の方の車とすれ違います。1か所だけ100メートル少々? 細くなる以外は緊張する道ではないと思います。

消渇神社への分かれ道から4キロあまり、福山市の標識から500メートルくらいでこんな大きな三叉路がありますのでここを左折して緩い坂を上りだすとすぐに右側に深安神社巡りの看板があります。

 

【車椅子使用の方のための情報】

鳥居前に2台くらいとめられるスペースがありました。

コンクリ舗装の参道が拝殿下まで延びています。社殿へは石段を上がるので車椅子では拝殿を見上げるここまでになります。直接鈴緒を振ったりお賽銭を箱に入れることはできませんが、お参りとしてはきちんとできる神社です。

#深安神社巡りスタンプはありました。賽銭箱の左側ですから同行者に押してもらわないとダメです。

 

 

【境内の様子】

安那明神社社頭

安那明神社拝殿

本殿

幣殿斜め後ろから

社殿遠景(社頭からは道に沿ってあるように思えるのですが実際には高いです)

注連縄で囲まれた場所

昭和天皇御大典紀念手水鉢

狛犬

山からの流れ

 

【おまいりをおえて】

由緒へのリンクができないのでネットで調べると、753年に青龍大明神を祀るも11世紀に一部消失。17世紀終わりに社殿再建して安那明神に。今の社殿は大正時代のものとのことです。

 

かなり古い神社だと知って驚きました。それだから神社巡りの一社なのかも。

 

鳥居から木々の向こうの拝殿までいい雰囲気に思えたのでお詣りしました。多くの神社は鳥居をくぐるとひんやりして空気抵抗がなくなるような感じになりますが、ここは全然違いました🙄?

 

もわーっとした感じ? 重いのではないのですけれど、空気がまとわりつくような変わった感じでした。横を山からしみだした水が流れているから湿度は高いのでしょう。でも、鳥居から急に変わるのは不思議です。

#あくまでその日個人がそう感じただけで他の人は全く違う感じを受けるかもしれません。

 

本殿横での感じも同様でした。ただ、こちらは包み込まれるような感覚の中に社殿から向かってくる流れもありました。

 

向かって左側は山なので境内に落ち葉は多かったです。でも参道や社殿周囲には少ないところをみると定期的に掃除はされているように思えました。これから初冬にかけて落ち葉が増えていくので、お詣り時期によっては落ち葉の絨毯になっているかもしれません。

 

樹に囲まれた中に小さな石組? は注連縄のおかげでまたがずにすみますが、ないとうっかり歩いてしまう人もいるのかも。石とかはどんないわれがあるか分かりませんからまたいだり触ったりはしない方がいいです。

 

トイレはありましたが……女子用(大)の戸がなぜかなくなっているので😅 ここだけはいいようには書けないです。

 

今は右側は道になって樹がないですが、昔は木々に囲まれた静謐な空間だったのだろうなと思える神社です。市街地から離れているので車で幾つかの神社と同時にまわるのがいいかもしれないですね。

 

水分が多くて石が苔むしているためか経過年数よりも古く感じるおちついたいい神社でした。