時々通る山陽道鴨方インターから国道2号へ出るルートに稲荷神社があるのを知って行ってみました。毎度のことですが、じっくり調べあげてから行かないものでちょっと困ったのでした(お詣りは無事できました)。
目次
【御祭神】
【空幣稲荷大明神への道】
北からだと山陽道鴨方インター前の岡山県道155号を南下します。緩やかに右にカーブしてからまっすぐ進むと信号のある大きな交差点があります。そのまま直進すると数百メートルで丘を上がって下ります。下りきると細い川に出ますので、突き当ったら右折して道なりに500メートルくらい進みます。
こんな案内標識のあるT字路の標識の裏側? 山の麓に赤い鳥居(黄丸印)があります。場所はわかりやすいです。ナビの案内で確認できても(抜け道なのか意外なほど交通量があります)後続車がいるために通り過ぎないといけないかもしれません。
神社前には駐車場はないのでそのまま100メートル少々進むとまたT字路があるので左折すると二階建駐車場が見えます。ここに駐車します。最初、付近の調査が足りずに川沿いの道を行ったり来たりして諦めようかと思いました😅
元に戻るのに川沿いの道をかなり向こうまで進んでから左折するとJR鴨方駅があってその隣が駐車場でした。こちらは平日のお詣りでは空きがたっぷりありました。料金については写真をご覧ください。
国道2号からだと大型店舗が集まっている付近、六条院中交差点を北へ向かうとJR山陽本線の踏切があって、それを越えると真正面突き当りの標識のさらに先が鳥居です。下のは神社前の道から国道2号を見た写真です。
どのルート(ナビの案内)でも鴨方駅を目指せば間違いないと思います🙂
車以外、JR山陽本線でのお詣りも楽な神社ですね。
【車椅子使用の方のための情報】
一の鳥居からは石とコンクリの参道を80メートルくらい? 上がらないと社殿に着きません。残念ですがこちらの神社へのお詣りは難しそうです。
【境内の様子】
空幣稲荷一の鳥居
二の鳥居(一の鳥居をくぐってすぐ左)
三の鳥居
社殿左側の磐座(一番大きな岩で5から6メートルありそうでした)
社殿から三の鳥居横まで続く巨岩
磐座にある祠のひとつ
空幣稲荷社殿(奥の壁はなく、岩になっています)
社殿内部(あえて小さくしてあります)
社殿右側にも岩
二の鳥居と三の鳥居間にある井戸? 泉?
【おまいりをおえて】
磐座の写真を見てこれは行ってみたいと思ったのですが他の方が駐車場について書かれていないはず。神社前はセンターラインの無い生活道路のために20分くらいウロウロしました。市営駐車場、いつか利用する時に備えてどんな駅かちょっと見ておこうと思ったので一石二鳥でした😁
一の鳥居を過ぎると参道に多くの木の枝と落ち葉が😖 でも色は青のものが結構あります。先日の台風14号で散乱したようです。マムシがいないかビクビクしながら石の上を慎重に歩いて登ります。途中からは綺麗だから社殿までずっと緊張しないですみました。拝殿でも思ったのですが、こちらの稲荷神社はよく清掃されていました。参道(石やコンクリ部分)には古い落ち葉が堆積したような跡はなく、拝殿内も埃まみれということもなく榊や花が綺麗でした。きちんとお世話をしている方がおられるようです。床が光っているのが上に貼った写真からわかると思います。
マムシ、マムシ……と考えていたのと久しぶりのお詣りで鳥居内外の変化の確認をすっかり忘れていました😅 ですので今回は無しです。
三の鳥居をくぐってすぐの磐座(巨岩)からは細かく震えるような気ではなく、もう少し大きな振幅の放射がありました。
#あくまでその時に個人が感じたことで、違う日にお詣りしたら違うかもしれません。また、他の方は全く違う感想かもしれません。
社殿内に掲げられていたご由緒によると、吉備真備公がこの辺りの海で船が何故か止まってしまうことに悩まされ、たまたま遭難船を目にしたことから海のそばの断崖上に稲荷大明神を祀って祈ったところ、金幣空に輝きわたり御霊験をあらわされたとのことです。以来、船が止まることがなくなったので里の人が空幣稲荷大明神をいつき祀ったことが続いて書かれていました。
穏やかな瀬戸の海ですがいろいろ不思議なことが他の神社にも伝えられています。
今は木々が茂っていて見晴らしはあまりよくないです。この辺りまで海だったとは信じがたいですが、ご由緒からいろいろ想像してみるのも神社巡りの楽しさです😃
参道は息があがるほどきつくはなく、磐座信仰を感じられる綺麗ないい神社でした。