昔々、あるところに水の豊かな国があったそうです。ある日、空のかなたの超先進超大国から国交樹立のための使者がやってきた結果、両国は国交を結ぶことになったのでした。
その超先進国に水の国の者は住めないかわりに、あちらから大使がやってきたのです。超先進国からの使者がこちらに生まれる時に誰の目にも明らかであるようにと、大使の一族を水の国の姫と共に作りました。それからの大使は水の国で世襲大使家として長く人々の指導にあたったのでした。
長い時が流れ、水の国では世襲大使家不遇の時代を迎え、武力を持つ家が国をひきいるようになっていました。
また長い時が過ぎ、水の国始まって以来の国難は海のかなたからやってきたのでした。この国難が治まった時、大使館にいる超先進国大使が再び人々の前に姿を現したのです。
超先進大国と水の国のことを多くの国民が知るようになりました。
そして、大きな戦いの後、水の国はまた少し違う姿へと変わりました。
大使の家はまだ水の国に存在します。ですが、人々の想いは様々です。
大使はいらんと声を上げる者、誰でもいいよと声を上げる者等それまでとは異なる意見がたくさん見られるようになりました。
大使はいらないということは超国家との国交断絶を意味しますが彼らはその意味を知りません。
誰でもいいよということは大使でないものがその椅子に座っていいということで、協力関係は終了します。
とても古い古い約束なので、多くの民は忘れさって久しいのです。
もし大使が去ったなら、水の国はどうなるのでしょうか?
それは誰にもわかりません。
#神社四社にお詣りするも記事書くのが大変なので後回し😅