夏タイヤで走れる春になり、美作国の神社巡り開始。山に挟まれて細長く伸びる国道沿いの平地を除いて山を越えていく道を走り続ける真庭市。車も信号も少なく、県南と違ってドライブを今も楽しめてお詣りが楽しいです。最初は妹おすすめのうちのひとつ春日神社へ向いました。
今回から岡山県神社庁にページのある神社へのリンクは御由緒からはることにしました。
目次
【御祭神】
#フツヌシ、イワイヌシは神話上は同じ神の別名とされています。なぜ二つ名前が書かれているのか疑問に思いました。斎主は神主のことですから、もしかしたら代々の宮司を祭神として祀る名前なのか? 石碑にいろいろ書かれていたのですけど、文字が読みにくかったので写真を撮って帰宅後に見ようとしたら全く読めなかったのです😖 それにきちんと書かれていたかもしれないです。 斎主命については宮司さんにたずねないと謎のままです。
【御由緒】
岡山県神社誌によると、文明19年(1497年)に移転鎮座する前から存在し、森氏、三浦氏に崇敬された神社とのこと。詳しくは上の岡山県神社庁ページをご覧ください。
【春日神社への道】
国道313号が中国自動車道北房ジャンクションの下を通過した先にある美川橋南交差点を曲がって北へ向かいます。東から来ると醍醐桜の大きな青い案内板があるのでわかりやすいです。岡山県道84号を10キロまではなかったかと思いますが走ると、最後にぐるっと周って県道32号へ入ります。600メートルほど先の右折レーンのある信号を右折します。すぐ右側の橋を渡ると神社正面まで200メートル近い直線です。真正面なので昔からの参道なのかもしれません。
社頭を右に曲がると駐車場があります。
北からだと国道313号や国道181号で真庭市中心部付近まで来るのが楽でしょう。県道32号から最後に分かれるルートを選べば各社ナビで問題なく着けるはずです。
ここはJR姫新線月田駅から南へ500メートルほどの所にあります。途中下車してお詣りも楽ですね。
【車椅子使用の方のための情報】
神社向かって右側にある駐車場は充分な広さです。神社庁のページには20台可能と書かれています。普段は車椅子で乗り降りするのに困ることはないように思います。チェーンが張られているので、いったん道へ出てから鳥居をくぐっておまいりしましょう。
写真の撮り方が悪くて狭いように見えますが、写真右側(黄丸の部分)はもっと広くなっています。
砕石が境内中に敷かれていてある程度の厚みがありますから、車椅子だと進むのに抵抗があるかもしれません。
境内は完全に平らで気になるような段差は見られません。拝殿前は低い段差になっていますが問題にはならないと思います。境内社には接近できます。
</p>
【境内の様子】
春日神社社頭
拝殿
本殿
社殿全景
社務所と思われます
端は稲荷神社(縮小したために見えませんが朱の鳥居と白狐像が置かれています)
狛犬と狛狐1(奥に見えるのは岡山県神社誌に記述のある神輿庫でしょうか)
狛犬と狛狐2
【おまいりをおえて】
川と田んぼという開けた土地を見る山裾に春日神社はありました。お詣りして過ごした時間、平地と山の気の両方が感じられました。
境内へ入った瞬間に気が変わるような感じはなかったです。いつも書いていますが、その日に個人がそう感じただけです。別の日にお詣りしたらまた別の感想になるかもしれませんし、他の方は全く別の感想かもしれません。
社殿を回り込んで幣殿から本殿横辺りまで来ると、気が急激に軽く澄んできます。本殿からは長い周期でゆったりと吹いてくるものがありました。
境内全体としては落ち着いた感じに満ちていました😃
この後の神社もそうでしたが、この辺りの神社は厚く砕石を敷くようです。落ち葉などを掃きにくくなりますけど、特別な場にすることを優先されたのでしょうか? この時期は春季大祭で掃除されている神社が多いです。こちらは山際でも落ち葉がなく、掃除に時間をかけているように思えました🙂
本殿を観てとても綺麗に思えたのは本殿床下に何もなかったことが理由。いろいろな物が置かれている神社はよくあります。できれば何もない方がいいはず。人にとっても神にとっても良い状態を維持しようと努められているのがこうした所からも伝わります。
民家の集中する所から少し離れた山の麓で周辺住民を見守っている産土の社はお詣りしやすく、派手さはありませんが良きムスビがあるのだろうと思えるいい神社でした。