御鴨(みかも)神社は伯耆国と備中国の境、新庄村にある古い神社です。妹リスト備中国篇もこちらで最後。リストは神社間の距離がけっこうあって大変でした😅
目次
【御祭神】
【御由緒】
9世紀には既に存在していたらしいです😮
【御鴨神社への道】
国道181号から岡山県道58号を少し北上した辺りにあります。国道482号からだと58号を8キロくらい南に下った辺りです。
南側から来ると181号から分かれて1キロちょっと走った所に右折レーンのある交差点があって橋を渡ります。200メートルほどで左に入る細い道があります。
そこを進むとすぐに社頭に着きます。ただし、そこに駐車場らしきものはありません。
【👨🦽車椅子使用の方のための情報】
隋神門の手前に自動車参道があって社殿より二段下の広い場に上がることができます。県神社庁御鴨神社ページに駐車場10台とありましたが、参道やその周囲にそんな広い土地はありません。駐車場というのは境内の一部なのでしょう。
上がった場所から段々になっていてそこは石段で上がるようになっています。お詣りからかなり時間が経っているので写真に写っていない所がわからなくなってしまいました。拝殿までのスロープはなかったように思います。
境内社のお稲荷様はたしか一番下の段から右端の建物の横を通る道を進んで行けたようです。行けたとしても拝殿前は傾斜があるので楽とはいいにくいです。
御鴨神社は社殿まではいけず、少し手前から社殿を見ながらおまいりになると思います。
【境内の様子】
御鴨神社由緒看板
御鴨神社鳥居
随身門
拝殿1
拝殿2
本殿
社殿全景
拝殿前から境内を
境内社(稲荷神社鳥居と拝殿)
境内社(稲荷神社本殿)
狛犬(拝殿下)
狛狐(首に縄があるのは珍しいです)
【おまいりをおえて】
境内に入った時の感じや本殿そばの気の感じはメモをとっているのですけど……ここだけそれを忘れていたのです😥 ですので、今回は妙なことは書けません。ただ、周囲の場とはやはり違うものはありますから、ご自身で確かめてみてください。拝殿左右のご神木は大人二人では足りないくらいの太さで、これがある意味は大きいと思います。
県北の山地にありますが、平成になってできるだけまっすぐな太い道がいたるところで整備されて走りやすくなりました。この神社も昔は細い道で山を越えるずっと大変なお詣りだったのではないかと思います。今回私は道の状態については何の苦労もなくお詣りできました。
写真を見てお分かりのように、豊かな社叢に囲まれているにしては落ち葉や枯れ枝が少ないです。これだけの面積の土地を綺麗に保つのは楽な作業ではないはずです。
随身門や社殿を見てうける感じはかつて県社だったときいて納得できるものです。
阿遅鉏高日子根神は山陽側では名をみかけない御祭神です。大国主命の他の御子神である事代主神や建御名方神は、御祭神となっている神社の分社が全国にあるから目にしないことはないのではと思います。出雲や伯耆が近くなると国津神の神話の神が御祭神になることがやはり多いのでしょう。
境内社は向かって右側にある稲荷神社と随身門の左に小祠がありました。稲荷の本殿は県南ではまず見ることのない造りです。これも出雲に近いからでしょうか。
各神社の境内社というものは一見地味に見えますけど、細かい部分で変わった点があって面白いです。そういった点は普段あまり写真を貼ることはないですが、特に気候風土が異なる神社にお詣りした時は素通りせずによく見てほしいと思います🙂
御鴨神社は歴史の古さと県社の壮麗さを感じられるいい神社でした。