山陽側からの出雲国の玄関が奥出雲町。山を越えて入った意外に広めな盆地にある神社巡りの開始は新宮神社です。
目次
【御祭神】
伊弉再尊 速玉男命 事解男命 大歳之神
【御由緒】
【新宮神社への道】
国道314号を広島県から来た場合、広島鳥取との県境近くにある奥出雲おろちループを過ぎて約11キロ北上します。
#三井野大橋と下った後の道との高低差
島根県道270号との交差点(T字路)を示す青い案内標識を見て交差点を通り過ぎたら、そこから100メートルほどの所にある横断歩道で右折。その先の踏切を越えてまた車一台幅くらいの細い道を100メートル(突き当り)で新宮神社社頭です。
北からだと314号が斐伊川から分かれて奥出雲町役場がある市街地に入ってから2キロ少々でしょうか。主に右側に店舗が飛び飛びに現れます。
グーグルマップを見て適当な所でナビを開始すれば問題なく着けると思います🙂
問題は駐車場です。
突き当りのT字路を右へ折れると数十メートル先に自動車参道入り口がありますが、地元の方に伺うと関係車両しか上がらないらしいので、無断で上までは行かない方がいいように思います。
入り口からすぐに左へ分かれて未舗装の土地へ入れます。ですが、急坂から一度向こう側に斜めになってから土地が水平になるので普通の車(特にスプリング交換して車高を下げていると確実)だと車体下部を擦ると思います。幅もそれほど広くなかったので軽トラやジムニー以外の車はさっと入れそうにありません。ストリートビューを見ての検討をおすすめします。
【👨🦽車椅子使用の方のための情報】
自動車参道はかなり急な坂道です。これを下から押して上がるのは危険だと感じました。車で登ると車椅子を降ろすために必要なスペースは充分あるように見えます。参道石畳等でわずかな段差がありますが通るには問題ないと思います。社殿横に並ぶ境内社にも行けるでしょう🙂
自動車参道には関係者以外乗り入れ禁止の札も鎖もなく、車で上がること自体はできるようです。ですが、万が一の事故の場合等問題になるでしょうから、事前に宮司さんに連絡して自動車参道を上がってのお詣りの可否について確認をすべきだろうと思います🙂
【境内の様子】
新宮神社社頭
随身門
拝殿前からの眺め
新宮神社拝殿
本殿
社殿全景
本殿横から拝殿と社務所を
本殿裏
境内社1(左から天満宮、毘沙門社、厄除神、秋葉神社、塩釜神社、稲荷社、八幡社
絵馬掛けと?
随身像
狛犬(参道入り口)
狛犬(石段を上がった所)
連理の榊(神社の榊と聞いてイメージするよりはるかに巨大な樹でした)
【おまいりをおえて】
日当たりのいい爽やかな朝の境内をぐるりとひと回りして思ったのは境内社がとても綺麗に並んで整理されていることでした。複数ある荒神社はわかりやすいようにご神徳がそれぞれ立て札に書かれていて、氏子以外の参詣者も安心しておまいりできました😊
本殿近くではゆっくりでふわっとしたものが周囲にあるのを感じることができました。
#いつも書いていますが、あくまでもその日の個人的感想にすぎません。他の方とは全く違うこともあると思います。
境内に一歩入ったら激変ではなかったように思います(ここはメモってなかったのです)。ですが、息が整ってくると清々しさを感じられたので、段々になった境内にそれぞれにある門や挟むように立つ樹のおかげで清浄さが保たれているのでしょう。
新宮神社は社務所他が更新されていて、次へつないでいく関係者の意志がわかる綺麗ないい神社でした。