ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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縄久利神社(島根県安来市広瀬町東比田)

金屋子神社から東、安来市街地から南の鳥取県境にも近い所にあるのが縄久利神社です。比婆山へ向かう途中にあってお詣りしやすく(参道の長さ等の点で)水の女神の社と稲荷が境内社にあったこともあって目指しました。

 

目次

 

【御祭神】

大山祇神 磐長姫

#他に複数の神々が祀られているそうですが探した限りでは不明です。

【御由緒】

縄久利神社 - Wikipedia

 

上の由緒看板は三の鳥居横にあるものです。寄進された方の住所氏名まで書かれているので申し訳ありませんがボカシ処理をさせていただきましたm(__)m

下のは読みやすくするために分けて拡大したものです。

御由緒部分

境内案内図部分(上半分は実際にはかなり離れているようです)

【縄久利神社への道】

国道432号の金屋子神社大鳥居前から2キロほど北へ向けて進むと島根道258号との交差点があります。T字路なので右へ進みます。そこからは7キロいかないくらいで縄久利神社です🙂

 

県道258号は神社まで残り2.5キロほどになると片側一車線からセンターラインの無い道に変わります。白地に黒文字で縄久利神社への案内看板が立っています。この写真だと左へ進みます。

道幅は多少変化があったと思いますがすれ違える幅の所が多かったように覚えています。残り1キロくらいからまた片側一車線に戻ります。

 

258号が緩やかな登坂になっている左側に神社があります。このような看板がありましたので、道沿いの整地された土地が駐車場のようでした。

お詣りされる方は一の鳥居付近にとめていました。

 

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

一の鳥居前を通り過ぎた所に左への道があります。

ここを約100メートル上がった場所は道が広がっていて車もとめられそうな感じです。

ここからもう100メートルほど上に進みます。

社殿横に境内入り口があります。

この道は奥に民家がありますが1.5キロ先は行き止まりらしく、頻繁に車が行きかうとは思えないのであまり心配せずに走れるのではないかと。

 

下に駐車してから車椅子で緩い坂を押して上がってくるのは大変だと思います。関係者以外進入禁止の札やチェーンなどはありませんから、車椅子の方がお詣りとわかれば何も言われないような気はします。車椅子の方はどうお詣りすればよいのでしょうかとの問いに対して、車椅子の方は車で社殿そばまで入ってくださいとお返事をいただけた神社は多いです(その場にご神職がおられた場合)。

 

かつては馬に乗ったまま入ることは許されなかったのが神社です。事前に許可をいただけるように努力(連絡)された方がいいと思います🙂

 

縄久利神社は横から入って拝殿、そして一部境内社も前に行ける平らな境内でしたから、車椅子でもお詣りは物理的に可能な神社です。境内駐車許可を得て安心してお詣りされてはどうでしょうか?😄

 

 

【境内の様子】

縄久利神社一の鳥居

二の鳥居

縄久利神社社頭(参道が続きますが由緒看板があるこちらを仮に)

三の鳥居向こうの境内の様子

拝殿(正面)

拝殿向拝

本殿

本殿斜め後方から

社殿全景

境内社(田権現社)から社殿を

境内社(護符池社)

境内社(田権現社)

稲荷社

稲荷社に刻まれたお狐様

若宮社

楽殿

手水舎

狛犬(参道横)

狛犬(参道上、拝殿前)

稲荷社のお狐様(手前)

稲荷社のお狐様(奥側)

牛(天満宮の牛ではなく、農耕の牛の像)

 

【おまいりをおえて】

一部を除いて片側一車線の道のそばとはいえ、両側から山が迫る谷間を通った所にあります。100メートルくらい道から離れたら静かな山の中です。

 

神域らしい感じに気が変化していくのは三の鳥居からです。急変ではなくゆっくりと変わっていったのを覚えています🙂

 

本殿そばに立つと、ややはやめの周期で身体を包み込むように流れてくるものがありました。

#いつものことですが、上記はあくまでも個人がお詣り時に感じたことで何も保障できません。他の方とは違うと思いますので、できればご自身の感覚を確かめてみてください🙏

 

縄久利神社を中心にして細い谷川が複数周囲にあります。罔象女神を祀る境内社の横には水を溜める場所があるように土地に水が多く、周囲の山(社叢)には樹々の生命力があふれていて(そんな気がしたということです)、本宮や周辺の祀られた巨岩と合わせて大山祇神が御祭神とされていることに納得できる神社です。

 

今回は本宮(歩いても入り口の鳥居までは数百メートルです)にはお詣りしていません😑 お詣りしたのが半年前で短い参道ですがマムシやマダニを恐れてやめました。冬は安全だと思いますが、今度は雪が。冬以外のお詣りは歩いてもいい準備をしていたら安心して、より山の神社らしい場にお詣りができるでしょう。

 

牛の像があるとすぐに天満宮のなで牛と思ってしまいがちです😅 これは以前お詣りした牛神社のように農作業はじめ力のいる場面で人を助けてくれた牛に感謝してのもののようです。牛馬の神として信仰されている神社なだけに、大きな牛の像の下に小さな牛の像がいくつか置かれているのが印象的です😌

 

a-wi.hatenablog.com

縄久利神社はお詣りしやすく、道からそれほど奥ではないが山の力を感じられる綺麗ないい神社でした。