私が妙な神社の決め方をしているのは前に書きました。自分で選んでいるのではないから(私が楽な平地の神社でなく)中にはとんでもない山奥の神社が指定されたりします。神社が決まった後、グーグルマップで確かめて平地だった時の嬉しさ🤣
この靭負(ゆきえ)神社は真っ平な土地にあって国道2号からすぐそばと、願ってもない楽な神社でした。
目次
【御祭神】
天忍日命 御眞木入日子印惠命 天目一神 菅原大神 奥津比古命
稻倉魂神 豐受大神 磐長比賣命 大年神
【御由緒】
眼病平癒で知られているらしく、私がお詣りした時も拝殿正面の壁左側に”め”と書かれた紙がたくさん貼ってありました。
【靭負神社への道】
非常にわかりやすいです。国道2号が西から吉井川を渡って2キロほどの所にあります。備前長船刀剣博物館の手前です。国道2号の船山交差点上には博物館の白い大きな案内標識があります。ここを曲がってそのまま道なりに右へ少しカーブした50メートルほど先に右への道があります。これを曲がって少し進むと社叢が見えてきます。
ここにある鳥居の前になんとか1台とめられそうです。この部分は土(境内)ですから神社が禁止していなければ駐車違反にはならないでしょう。
また、左へ神社に沿って進んだ先、正面参道鳥居の前にとめること自体はスペースとしては可能です。ただし、道と境内地の境のような舗装部分の駐車が違反になるのかどうかはよくわかりませんから、ここが駐車スペースですとは言えません。
ストリートビューで神社周辺を見てどの交通手段を使うか判断してください。
JR赤穂線香登駅から2号線に沿って歩いてざっと1.2キロくらい? なので、電車で途中下車してお詣りもありかと思います🙂
【車椅子使用の方のための情報】
境内に入る所(正面参道鳥居前)の石は写真のように真ん中が無く、参道は砕石のおかげで平らです。敷石の部分で少し段差がある所(随身門を通り抜けた所に10センチくらい? 迂回できたと思います)もありましたが、押してもらえば乗り越えるのは難しくない程度だと思いました。
土塀の門に高齢者や車椅子の方に配慮してか板を置いてスロープにしてありました。拝殿も賽銭箱前まで行けて自分で鈴緒をふることもできるでしょう😄 境内社の多くは本殿裏一段上にあるため、ここは難しいかと。
駐車場の問題がありますが、車椅子での移動自体は大丈夫な神社です。
【境内の様子】
靭負神社案内図
社叢の解説板
靭負神社鳥居
注連柱(下が角で上が丸の柱は初めて見ました)
随身門
土塀(門は一段高いのですが板が敷かれて歩きやすくなっています)
風鈴の音が響く土塀(玉垣)内
拝殿(白いのが眼に関する祈願の紙です)
本殿
境内社(稲荷神社)
境内社(靭負神社?)
境内社(稲荷神社)
地神社
【おまいりをおえて】
塀の内に入ると左側にたくさんの風鈴が涼しい音を奏でていました🎐 暑い日でしたが爽やかな気持ちになれてよかったです。境内は写真では縦に細長いように見えると思います。実際には周囲に社叢が広がっているからお詣りしてみると広く感じるはずです🙂
横の鳥居からの参道の写真を撮り忘れました😯 そちらから見たら社叢に囲まれていることがよくわかったのです。
鳥居をくぐって歩くに従って気がどんどん柔らかなものに変わってきます。軽く整っているような感じでした。鳥居から順に注連柱や門をひとつひとつ通り抜けるたびに自分の状態も社殿前に立つにふさわしく変わっていくようなことを考えて歩きました。
本殿横に立っていると、ぶわっぶわっという感じにふき出してくる力を感じます。
#あくまでその日私がそう感じただけで、常にそう感じるかはわかりません。また、他の方の感じ方とは異なっているかもしれません。
天目一箇神(この表記が多いかもと思いここではこう書きます)は御祭神としてお会いできるのは珍しいですね。鍛冶の神ですからそうした産業が盛んな地域でないと御祭神の中に見つけるのは難しいかもしれません。靭負神社にお詣りされる時はぜひお名前を呼んでお話されてください🙂
靭負神社は土地の歴史を感じながらお詣りできるよく掃除された綺麗ないい神社でした。