御鴨神社から鳥取県へ向かう予定が時間の関係で引き返すことになり、すぐ手前にあったこちらの神社にお詣りしました。道をゆっくり走りながらチラ見しただけで人をひきつけるものがあってフラフラと吸い込まれていきました😆
追記
わずかでもマイナスイメージになることはよくないと思い一部書き直しましたm(__)m
長くブログを書いていると気が緩むのかもしれません。今後はもっとその神社の魅力が伝えられるように書いていこうと思います。
目次
【御祭神】
味耜高彦根命 天手力男命 伊弉諾尊 伊弉冉尊 大国主命 他十柱神
#岡山県神社誌新庄神社の御祭神の記載より
【御由緒】
上のページには書かれていませんが、岡山県神社誌の新庄神社の項目によると
「本神社は難波長柄の豊崎宮孝徳天皇大化二年美甘郷を建て、総社を創建し、神領八町を賜った。」
そうです。また続けて
「大正二年十月、無各社隼鷹神社・八幡神社、門守神社、愛宕神社、荒神社、山神社、諏訪神社を合祀し、同時に新庄神社と改称した。」
とあります。
御祭神の他十柱の神はこれら合祀された神社の御祭神と思われます。
#美甘郷(みかもごう)はこの辺りの古い地名です。
【新庄神社への道】
御鴨神社のすぐ近くにあります。国道181号から岡山県道58号に入って1キロも走らない所、道が大きく左に曲がった後わずかな直線が再び大きく右に曲がる所にあります。
北からだと御鴨神社を過ぎて直線になって600メートルくらい先の左カーブの右側です。県道から少しひっこんでいますけど、周囲は田んぼで見通しがよいので通り過ぎてしまうことはないはずです。
鳥居付近路側帯が広いのでそこにとめているようですが、仮に違反ではないとしても事故につながりかねないので参道を神社まで進む方がいいと思います。ですが、境内に駐車場と示された場所はありません。
狛犬の間から車は進入できて横の方にとめることは可能です。ただ、社殿正面から入るのに抵抗がある人もいるはず。そうした方は右からぐるっと道を回り込んだ角に、道路からそのまま横づけできる形で境内端に一台分くらいのスペースがあるようです。ようですというのはそこを撮っていないのです。ストリートビューは10年ほど前なので今そこがどうなのかも不明です。
ネットで宮司さんの電話番号を調べて許可(どこにとめたらいいのか)をいただいてからお詣りしてください。不安な気持ちでお詣りしないですみます。
【👩🦽車椅子使用の方のための情報】
平地にあって境内は平らです。お詣りは駐車の問題さえ片付けば最も楽な部類に入ります😃
【境内の様子】
新庄神社鳥居&社号標
境内へ
拝殿
本殿
本殿装飾(波の上の兎は火災除けの意味と下のリンク先にあります)
神社仏閣の“うさぎ彫刻”写真展 赤磐・山陽郷土資料館|NHK 岡山県のニュース
)。
神社裏側
新庄神社遠景
狛犬(阿形の狛ちゃんがいい顔してますね😁)
なで牛
【おまいりをおえて】
写真だと普通に見えるかもしれませんが、その場に立つと田んぼの緑の中に浮き上がったように社叢と社殿が見えて実にいい雰囲気なのです。他の方が撮られた写真には、田植え前の水がはられて湖に浮かぶ島のようなものがありました。四季折々、なかなか画になる場所のようです。
空気は境内に一歩入るとすっと涼しくなって柔らかくなります。本殿そばでは特に速くもなく遅くもないペースで吹き出してくるものがありました。
#いつも書いているようにその日個人が感じたことです。他の方ではおそらく違います。
本殿の装飾は一枚だけ撮りましたけど、それぞれの面で彫られているものが違いますから、じっくり観るのがいいかと。大きな神社ではありませんが立派な社殿でした。
狛犬を見ると瀬戸内沿岸とは違ってやはり山陰(出雲)の影響がみえますね。県では岡山ですけど、文化的繋がりは北の方が強いのでしょう。
ネットでちょっと検索すると秋のお祭りの様子を観ることができます。田舎は氏子減少で簡素な祭りになってしまった所が増える中、老いも若きも賑やかにお祭りをしているのは嬉しいですね😃
周囲に風雨を遮るものがないために防腐処理しているようでした。もしかしたら雨ではなくシロアリ対策とかかな。木造建築の保護方法にはうとくてよくわかりませんが神社だと江戸時代に使われていた渋墨? どこの神社もいたみを防ぐのは頭の痛い問題です。
新庄神社は地元の方が厚く崇敬している綺麗ないい神社でした。