ネタばれ見ないで我慢すること4か月でようやく鑑賞。だいたい予想通り。で、作中では説教臭くなるからか、ではどうすればいいのかはヒントは示しつつ各自にお任せだったように感じました。前回の記事は予想した内容に対する回答の一つでした。
少数の専門家が支えようとしている世の現状は、主人公側と作中の東京の人達の様子の対比が表していましたね。
一部の人だけに任せるとどうなるかこの映画を観ると学べると思います。フィクションで2時間面白い時を過ごせたで終わってはもったいないです。
で、前回の件ですが……できる人はもう自然にそう生きていると感じています。しない人はこれからもそうだろうと。
作中の廃墟は現実では普通に人が住んでいる場に重なります。物質的には何も問題なく存在しているように見える場も別の見方をすれば、映画の廃墟のようなものです。かなり深刻な状態です。ずっと続けていけるものかは私にはわかりません。
映画館外で”すずめの”戸締まりではなく本当は”あなたの”戸締まり絶賛公開中。エンディングでどんな曲を流すかは新海監督ではなく、あなたの人生監督であるあなたが決めることです。
#あなたの戸締まりの様子の一部は現世のものに、全部は常世、幽世のものに公開しています。
作り出すものはその人が意図したのと別な意味を同時に持っています。新海監督がこの時期にこの作品を作ったことにどんな意味があったのか、良い意味で思い出せるような世の到来を願っています。
追記
こうしたものはコンピュータで例えるとOSの話です。その上で動くアプリは社会生活の様々な問題かと。そうした問題のバグをひとつひとつ対処してもOSがこけたらどうにもなりませんから。
追記の2
ちょっと暗い(重い)話が続いたので次こそ明るく楽しい話をしたいです😅