水がぬるむと生き物が動きだしますね。今日は水底で冬眠していた亀達もあと少しで起きてくるなという話。イラストの亀は蓑亀です。
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【神池の亀】
神社の池あるいは堀に亀がいることがよくあります。池の石段や小さな島に上がって甲羅干ししている姿を見た人も多いかと。ゆったり泳いでいる鯉とはまた違う和みの生き物です😃
今は神池がなくなったり、池の水を抜いていたりで、亀を見ることのない神社も増えた? ような感じですが。
【昭和の頃の神池】
私が子供だった昭和の神社はまあ数えきれないくらいいたものです。子供なのでその亀を捕まえて遊んだりしました。全部かどうかはもう記憶が曖昧ですが、お腹に住所氏名が書かれている(刻まれている)亀を不思議に思っていました。誰かのペットが逃げたのかな? と😅
病気平癒を願う、またはその感謝として亀を放つ。病気ではなく子供(孫)の健やかな成長を願って放された亀も相当数いたようです。
亀を放した理由についてはその神社特有のものもたぶんあるでしょうけど、それはさすがにわかりません。
#縁日の亀がでかくなったから池に放り込んだなと現実を直視するコメントは御遠慮ください😅 ブログ的にそれだと記事にならないので。
【おわりに】
玉比咩神社(リンク先は瀬戸内玉野観光ガイドの神社紹介ページ)に昔お詣りした時に巨石(立石)を取り囲む池に亀がいました。乙姫様の神社に淡水だけど亀がいるのは風情があってよかったです🙂
上のイラストはイラストACに亀画像を探しに行ったらなんと新着画像でした😲 欲しい絵そのままなのに驚いてDLしたものです😍 不思議な偶然? いや、偶然はないか。
ミシシッピアカミミガメやカミツキガメなどが生態系面で問題になったことで亀に悪いイメージを持つ人が多くなってしまったかもしれないのが気になります。
松尾大社の神使(ご眷属)であり、多くの昔話にも登場する身近な生き物。これからは法的な問題もあって、池に放つことは廃れて過去の出来事になるでしょう。今神池にいる亀達が幸せに暮らせるといいなと思います。