ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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家族葬と忌中のお詣り

コロナ禍で人に来てもらうのを遠慮して家族だけでひっそりと見送る葬儀が多くなりました(私の周囲ではそうです)。で、家族葬でやりますと伝えると、聞いた人の内で一定数は家族葬なのにやってくるのです。これは、以前に自分の側は葬儀に来てもらったのだから自分の方だけ行かないというのもどうかと考えるのですね。田舎だと地縁の問題で判断に困ることが多いです。

生きている人との関係だけを思うと、遠方に住んでいて大変だからとか、気をつかわせるから黙っていて後日事実だけ伝えようとするのは間違いではないと思います。が、人間以外の存在を考えるとこれはちょっとまずいなとなるでしょう。

 

親戚に知らせようが知らせまいが、故人との関係で忌中になっています。連絡がないと、相手は忌中を知らずに神社に詣でることになりかねません。

 

お詣りした本人は神様にご挨拶できたと喜んでいても、ご眷属様は厳しい視線を当人にとなっていることはあると思います。なかなか難しい問題です。

 

タイトルには家族葬と書いていますが、親兄弟でも諸事情で連絡ができない状態も同様の問題が発生しますね。

 

日々それなりに過ごしているから別にこれで問題ないと思って人との繋がりを絶っていると、自身も潜在的に関係がある人も困ったことになってしまうでしょう。

 

実は私も疎遠になっている親戚がいまして、既に知らないで忌中参詣を繰り返しているかもと思っています。産土様や氏神様ならわかってからのお詫びもできますが、遠くの神社だとお詫びのためのお詣りは難しいです😞

 

人と人の結びつきが強いとこの世でのことが大変で、弱いとあちらのことで大変。ここでもバランスが大事という結論でこの記事を終わりにします。

 

追記

ブログ的に神社との関係を書いていますが、故人のことを思う時間もとれないことはこちらも大きな問題です。