芦田川と山が離れて開けた辺りに鎮座するのがこの素盞嗚神社です。少し離れた備後の吉備津神社と同じく一宮です。茅の輪と祇園祭発祥の地と言われている歴史ある神社です。祇園祭といえば京都の八坂神社とイメージしていました。数年前にお詣りして驚いたことを覚えています。他にも驚かれる方がいるのではと思います。
目次
【素盞嗚神社へ】
神社は府中市に入る手前の福山市新市町にあります。国道486号を走行中に大きな案内が見えますから北側へ曲がります。少し走って交差点を左折し、道なりに走ると川沿いに北へ向かいます。橋が架かる交差点を右折するとすぐに神社が見えてきます。
境内横の道は狭いです。直線なので遠くの対向車まで見えますから車を左に寄せられる場所ですれ違うことは簡単です。そう長い距離走るわけではないので日中は心配いりません。駐車場はその道沿い(社殿近く)とさらに少し先、鳥居の横にもあります。こちらの方が鳥居から真っすぐな参道を歩いてお参りできるのでおすすめです。
電車利用だとJRの上戸手駅から徒歩三分だそうで、福山駅からレンタカーを借りなくても電車でお詣りも楽だと思います。ただし、田舎の路線なので電車待ちの時間はかかりそうです。
【境内の様子】
素盞嗚神社社頭。随身門を抜けて真っすぐ歩くと神楽殿に。その向こうに拝殿、本殿があります。
拝殿と檜皮葺きの立派な本殿。
注連縄のある御神木は見当たりませんが大きな木が広い境内のあちこちに見られます。拝殿横から神楽殿を見たところです。
大人四人で抱えないといけないくらい大きなイチョウ。
こちらのページで秋のこのイチョウを紹介されています。
福山市 素盞嗚神社のイチョウ、歴史と秋を感じさせる見事な大樹
【お参りをすませて】
広くて開放的ながらぐっと充満した力も感じられる(ような気がした)神社です。
本殿横で気を感じたいことをお願いして静かに呼吸を整えると波のように寄せてくる放射を感じました(個人の勝手な感想です)。
ご眷属は多いのだろうと思いました(何となくそう感じただけ)。
境内社の蘇民神社と疱瘡神社の向こうからざっざっと音がするので見に行くと(おそらく氏子の)女性が一人で枝を掃いていました。境内反対側では遊具で子供達が遊んでいました。住民に親しまれ大事にされているんだと思い、ほわほわになりました😆
お詣りしやすくて力もいただける(ような気がする)よい神社でした。