神社社殿の下は隙間だらけですよね。これは雨露を凌げるぞということで野良犬や野良猫が住み着いていることがあります。食べ物はあまり無いでしょうが手水鉢に水が溜まっているから飲み水には困らない。犬や猫にとっては(ひとけのない神社は)いい住処なんでしょう。
元野良で住み着いて人気者になって大勢の人にかわいがられている例もあります。そうではなく、追い出しても戻って来る(捕まえられない)からそのまま様子をみている場合はご眷属の気持ち次第なんでしょうか。
私はそれらしき動物を見かけたら「泊めてもらえるかはここの方々次第だろうけどここでうんこやおしっこをしたらダメだよ」と声をかけます。
しばらくは姿があった多くの犬や猫はいつの間にか居なくなってしまいます。ずっとは居られないようです。神域で一時休んだ動物の面倒をそのままみる義務は神々ご眷属には無く、同じ次元に住む我々人間の問題だからでしょう。
行く当てのない動物達がどこかで安住の地を見つけられたのならよいがと時折思い出します。