国道486号沿いを地図で探し回ると川のそばにこじんまりとした神社を発見。御祭神が淤加美神と荒神社(竈の神)の三柱の神のうちお二方、奥津彦と奥津姫の神でした。水神様の社には行かねばならぬということでお詣りしたのでした。
目次
【御祭神】
【朝倉神社への道】
国道486号万能倉南交差点を曲がって広島県道392号に入って1キロ少々南下します。芦田川に出る手前の土手を右へ走ります。これは神社付近から振り返った写真です。
500メートルほどで道の左がとても広くなっています。
神社は道を挟んだ向かい側の一段下がった所です。
横断歩道はありませんが見通しの良い道なので左右をよく見れば危険はないでしょう。朝夕の通勤時には混む感じですが日中は車が途切れるのでしばし待てば安全に渡れました。
【車椅子使用の方のための情報】
玉垣内に入るのに低い石段が二段あります。低いので、もしかしたら車椅子前部を上げて乗り越えられるのかもしれませんが私にはどれくらいまで可能かよくわからないのです。下の境内入口付近の写真を参考にしてください。
拝殿にも複数段あって鈴緒には手が届かないでしょうし、賽銭箱は戸の向こう側です。車椅子を押してもらう人に代わりに投入して鳴らしてもらわないとダメだと思います。
【境内の様子】
境内入口付近
朝倉神社拝殿
本殿
朝倉神社遠景
打ち出の小槌
拝殿屋根の波と龍(屋根瓦も波に見えてきますね)
【おまいりをおえて】
写真で見てもわかるように横幅が10メートル程度で縦が20メートルくらいの境内(玉垣内)です。一部碑などは玉垣の外にあり、中には境内社があります。全体としては上に書いたよりも大きいです。あちこち見てまわるような神社ではなく、社殿そばでのんびりご神気(ここでは境内にある清浄な気を特に区別することなくそう呼んでいます)を浴びた後で、神様また明日も頑張りますと告げて帰るような地元に根ざした神社だと思います。
鳥居はありませんが注連柱をくぐって社殿に近づくと周辺とはやはり違う気が満ちていることはわかります。本殿そばで立っているとそよそよと風にふかれているような流れを感じました。
こちらの神社にはあまり見ない清掃当番表が貼ってありました。他の神社でも目にしたことがあるのですがどこでも見られるものではないのです。この時代は信仰の違い、たんに面倒くさいなどで人が集まらないので町内会でお世話を決めるのも手かもしれません。狭い境内ですから清掃も短時間で終わるはず。ちょっとした活動で自分たちの住む町が綺麗になるならそれも悪い事ではないように思うのは私が神社好きゆえの歪んだ思いでしょうか。
玉垣外の木は綺麗に刈られていました。玉垣内は箒?で掃かれてゴミは落ちていません。
社殿は大きくはないし目を見張るような彫刻もされていませんが丁寧な造りのように見えます。
他所からやってきたものが気持ちよくお参りできる川の側にあるいい神社でした。