ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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八幡神社(岡山県井原市芳井町宇戸川2169)

八幡神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

国道313号沿いにはたくさんの神社があります。社殿の写真を見て、詳しく調べもせずよし行ってみようと思ったのでした。そしてそんな時はたいてい大変な目に会うのでした(自業自得)。

 

目次

 

 

【御祭神】

 

誉田別尊 神功皇后

八幡神社としてはこのお二人のようですが、明治末の合祀政策で十四社を合祀したとの石碑があるため、書ききれないほどの神々のお名前があるのだと思います。

 

八幡神社への道】

国道313号井原市中心部からだとトンネルを抜けてしばらく走った所にある小田川にかかる橋(いくつかありますが313号の橋は一つだけ)を渡り3から5分くらい、距離にして約2.5キロ北上すると道が左に大きくカーブしたこんな所があります。北からだと313号が急坂を下ってほぼ水平になった辺りから3キロ以上あります。

南側に車線の無いアスファルト舗装路があって川沿いのこちらを進むと150メートルほどで社頭(鳥居前)に着きます。下の写真は通り過ぎて元の方を見たものになります。

隣には細かい石が敷かれた駐車場らしき土地がありました。参詣者駐車禁止の立札はなかったです。お詣り後に石段の始まりの所にある石柱を見ると農協の支所跡地とのこと。今回は鳥居の写真を撮りおえるまでとめさせていただきましたm(__)m 

 

正直、こちらのルートはオススメできません。理由はおまいりをおえてに書きます。

 

北側、カーブを回った所にもこんな道があります。これが自動車参道になります。

313号から分かれてすぐヘアピンカーブで上がっていきますが、ここからほんのちょっとの間道幅がだいたい2メートルくらいです。

それからは2.5メートルくらい(箇所によってはもう少し広そうです)あるのでミニバンでも上がれそうでした。軽自動車なら何も心配いりません。ただし、傾斜はそこそこ急ですし、落ち葉がたくさん積もっていますので、特に下りは低いギヤで充分注意して下りないと行けないように思えました。下の写真は上の境内から参道を見たものです。

運転に自信がないなら、付近の広い場所にとめて歩いて神社を目指してもいいかもしれません。国道沿いの部分は急坂でそこからは少しだけ傾斜は緩くなります。地図で見ると150メートルまではないようです。

 

【車椅子使用の方のための情報】

上記の自動車参道で上に行くと山の上に在る神社にしてはかなり広い境内(グーグルの口コミを書かれた方の文を読むと学校があったからみたいです)があります。できるだけ上がってすぐの辺りに駐車してください。というのも、車椅子で通れる道があるのが本殿裏からなのです。本殿は自動車参道を上がって左です。近くにとめた方が楽でしょう。

石垣のある一段高い土地に社殿があるため、5メートルほどきつい坂です。押す時に足が滑ると一緒に転げ落ちそうです。気をつけて上がってください。

上がると社殿横を通って

このように拝殿前に進めます。賽銭箱は中にあるので、軽くお賽銭を投げることになると思います。鈴緒は楽に手が届くでしょうから鳴らせるはずです。鈴は大きかったので少し力を入れて振らないと音が出ません。

 

山の神社にしては意外に(失礼)車椅子の方(と介助者)がお参りしやすい神社だと思います🙂

 

 

【境内の様子】

八幡神社社頭(鳥居と石段参道入口)

鳥居から見上げた石段

拝殿付近から見た随身

拝殿

本殿

社殿全景

ご神木らしき杉か桧

合祀碑

拡大

 

 

【おまいりをおえて】

鳥居横にとめて石段を見上げてこれはキツイなあと思いました。石段としては非常に急な部類でしょう。見えていた部分まで上がるとなんと右に水平に進んでまた同じような石段が!😱 それを上がると随身門。もう息が上がっています。上に拝殿が見えていますがそこまでも数十段。全部で百数十段あったのでしょうか。数える余裕がなく、やっとの思いで上がりました。石段が急なだけならいいのです。ここには落ち葉が積もっていて、しかも各段は古いために手前が下がっていたり、水平になったりと歩きにくいのです。

 

神社の名誉のために書くと、両側に木が茂っているこの参道は近所のお年寄りが日々掃除するにはキツ過ぎます。体調次第では転落の危険も考えられます。氏子の方は自動車参道側からお詣りされているのではないかと。

 

春季大祭の時期だからか社殿西の境内に杉の枝が集められた場所がありました。注連縄や紙垂も新しいので定期的に清掃はされている神社だと感じました。山だと仕方ないです。川沿いの道まで葉っぱが落ちていたくらいなので。

 

後で写真をと思っていたので石段参道途中の碑は撮れていません。戻って撮る気力は残っていなかったのです😓 そんな状態なので境内の気がどうとか鳥居をくぐり直してなどできません。唯一できたのが本殿横で気を感じることでした。噴出してくるのではなく、身体がじんじん痺れるようなまとわりつくような柔らかなものを感じました。

#いつも書いていますがあくまでその時個人がそう思ったというだけのことです。

 

ここは合祀政策を伝える碑が建てられていました。岡山県訓令第二十七号により明治四十四年に合祀したことが刻まれていました。お上の命で仕方なかったという思いが込められているように感じたのは私の勘違い? 事実は後々まで残ってもその時生きた人の想いは書き残さねばすぐに失われてしまいます。自分の近くの神社のことを高齢の方から聴いて記録しておかねばと思いました。

 

こちらの八幡神社は上がってしまえば足の不自由な方もお参りしやすいいい神社でした。

 

#今回はグーグルの口コミを書かれた方の文に助けられました。野生の猿が出るようです。猿は興奮させると怖いです。この点に注意してください。山で参道は午後には日陰で暗くなります。神社が悪いのではありませんがお昼過ぎまでくらいのお詣りがよいように思います😀