しまなみ海道を因島で下りるとすぐに二つの神社の案内標識があり、大山神社6キロに対して熊箇原八幡神社は2キロ。知らない土地ですのでより近いこちらにお詣りしようと思いました。到着してから標識で案内されるくらい大きな八幡神社だと知りました。
目次
【御祭神】
【御由緒】
由緒看板に詳しく書かれています。
【熊箇原八幡神社への道】
しまなみ海道で因島まで来たら因島北インターで下ります。下りた先がT字路になっているので右折します。広島県道367号を1キロ少々進むと国道317号にぶつかるのでまた右折。秀策囲碁記念館と青文字で書かれた大きな白い案内標識を過ぎた先の昭和橋西詰交差点を左折です。150メートルくらい先に横断歩道があります。右折して元に戻るくらい急角度の道を進んでください。約200メートルで右側にある神社駐車場に着きます。
神社駐車場は20から30台くらいはとめられそうな広さです。お祭りなど特別な日でなければ日曜でも駐車できないことはないのではと思います。
【👩🦽車椅子使用の方のための情報】
駐車場の目の前が長い石段参道です。が、鳥居前の道を奥へ進むと右側から神社の横を山へ上がる道があります。
左へぐるっと回って神社の石垣に向かったあとは坂道を上に進むだけです。
注連柱を過ぎて左側が土俵のある一段下の土地です。
拝殿前まで行けるようですが本来は自動車のお祓いのため?
駐車場にとめて車椅子を押してもらっても上がれないこともないと思いますがかなりの距離になりますし、傾斜もそこそこあります。しまなみ海道で結ばれた島々は観光地ですので、急に島に行ってみるというよりも計画をして訪れることが多いはず。あらかじめ宮司さんに電話で相談して車で上がる許可をいただいた方が安心して安全にお詣りできると思います🙂
#このブログの写真にある→は進めではなく、こう続いていますという意味です。境内への車両進入をすすめているのではありません。車椅子使用の方が参詣したい神社選びの参考に載せています。神社によって車でのお詣りについての考えは違います。事前に許可を得る努力をお願いします🙇♂️
【境内の様子】
由緒看板
熊箇原八幡神社社頭
手水舎
石段参道(注連柱から二の鳥居を)
石段参道(二の鳥居から下を)
随身門
石段参道(随身門から社殿までに並ぶ片側二十基近い石灯籠)
拝殿
拝殿と社務所
本殿と祝詞殿
社殿全景(前後に長いので本殿祝詞殿幣殿)
合併社
社殿付近境内
自動車参道脇に並ぶ碑の数々
土俵(奉納相撲が秋に行われるそうです)
隋身門左右大臣像
神馬像
【おまいりをおえて】
島は元々独自の場を持っていることからちょっとした異界感があります。今でこそしまなみ海道がありますからひとつながりの土地にしか思えなくても、海で隔てられているということは近年までひとつの結界のようなものだったことでしょう🙂
因島は瀬戸内海ではそこそこ大きな島です。市町村合併前は因島市(の殆ど)だったくらいですが大きな市ではなかったです。そこにこれだけ立派な神社があると知らずに訪れると驚きは大きかったです。これだけ整備するのは大変なことです。大三島の大山祇神社に注目が集まるのは仕方ないことですが少し惜しい気がしました。まあ、何も知らずに案内だけみてやってきた自分が言えることではありませんけど😅 因島に来られる方は村上海賊(水軍)目当てでしょうか。
駐車場に着くとどうしてもすぐに参道を進みがちです。ですが、こちらの駐車場にある境内案内図は称賛の文字以外に表現はできないもので、写真を撮ってから鳥居⛩へ進んでほしいです。とにかく細かく物が描かれていてこの神社がどうなっているのかお参り中もこれでしっかり把握できます😀 逆にこれを見ないと境内社はわかりにくいと思います。
こちらの神社、境内は石段から奥へ長く伸びています。そのために横幅が狭いように錯覚してしまいましたが、社殿に近い辺りは山の斜面にある神社にしてはかなりの広さです。結構歩きますので、体調不良でのお詣りは避けておいた方がいいかもと思います。
麓から本殿までが長いためか、境内各所で気の状態は目まぐるしく変化します。行ったり来たりは大変なので、ゆっくり歩きながらその場その場で神域を感じるのがよいように思います🙂
本殿そばで打ち寄せてくる気はわりと早いペースで軽い圧を伴っていました。
#いつものようにその日個人が感じたことで他の方はまた違った感じかもしれません。
写真でもわかると思いますが、参道に落ち葉やゴミが落ちていません。草が茂っている箇所もありません。社殿周辺も同じです。山中の神社だと夏でも素足に近い履物はダメですが、こちらだと夏の靴(街の観光地を巡るのと同じ)でも安心して歩くことができるでしょう。