ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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大谷八幡神社(岡山県高梁市川上町仁賀3184)

グーグルマップをウロウロして赤い橋を見て行ってみようと決めた神社です。

 

目次

 

【御祭神】

応神天皇

【御由緒】

大谷八幡神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

上記のページに御由緒が書かれていません。岡山県神社誌の大谷八幡神社の項目には下記のように記述がありました。

”創建年代は不詳であるが、八幡屋敷は文明十二年庚子の歳の古水帖並に毛利氏家臣三輪加賀検地の際に除地になり、延宝五丁巳年水谷右京亮検地の時にも除地となった。創立はかなりの古社と思われる。昭和十四年十月十九日本殿、幣殿、拝殿の改築を行った。昭和十七年四月神饌幣帛料供進神社に指定された。”

 

#文明は15世紀後半の元号で、室町将軍義政の頃になります。

 

八幡神社だけに、室町よりも古くからあったのかもしれませんね。

【大谷八幡神社への道】

国道313号から岡山県道77号へ進みます。弥高山と案内看板もあるのでナビ無しでもわかる道です。交差点を曲がって約50メートルでT字路を左へ曲がります。2キロ少々走ってぐるっと右へ曲がった先(民家が増えます)で道は二つに分かれます。左側が県道297号で、こちらに進みます。

400メートル行かないくらいで道は右へカーブして短い橋を渡ります。

渡るとすぐに左下へ細い道が延びています。この先が境内です。

下り坂の先は細い橋です。この細い橋は車でも渡れますが、軽自動車でも左右にそれぞれたしか40センチくらいしか余裕がなかった記憶があります。ミニバンだと左右にあまり余裕がないはず。

 

渡った先は右側が広くなっていてこの辺りにとめられました。舗装された参道は鳥居を迂回するように左が自動車参道になっていました。

参道は社殿横まで延びていて、そのまま神社後方へ抜けていました。

神社後方100メートルくらいで横を通る細い道へ出るようですが、ここはストリートビューで見る限りかなり走りにくい道なのではないかと思えました。

 

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

県道から車で社殿横のかなり広い場所まで行くことができます。

自動車参道の表示があることを考えると氏子以外への案内に思えます。今は障碍者なら社殿そばまで車で上がっても咎められることはないと思いますが、岡山県の神社は県神社庁ページで連絡先がわかりますから、できるだけ事前に許可を得るようにした方がいいのではないかと。

 

もちろん、下にとめて押してもらっても坂は緩いから上がれないことはないでしょう。

 

拝殿前までに段差はありません。

本殿横の境内社も平らな土地にありますからお詣りできます。車椅子の方にとっては楽にお詣りできる神社だと思います🙂

 

 

【境内の様子】

大谷八幡神社境内を駐車場? 付近から

大谷八幡神社鳥居と随身

随身門裏側から

楽殿(だと思います)

拝殿

本殿

社殿全景

東側の参道(赤い橋)

石段参道上から

狛犬

神威維揚碑

 

【お詣りをおえて】

県道77号沿いにある集落から少し離れた静かな谷に鎮座していました。境内の左右を小川が流れています。そのためか、とても雰囲気がいい神社です😃

 

向って左側から社殿への参道は川に赤い橋が架かって神域へ向かう意識へ参詣者を誘ってくれます。何年か前に架けなおされたそうで、赤が鮮やかです。社殿は古いためにいたんできていますから、人によってはこの状態を荒れていると思うかもしれません。ですが、一部ですが補修(対処)されている部分を見ることができます。こうした神社は放置されているのとは全く違います。

#材が古くなって表面がぼろぼろになってきたり、汚れで色が黒ずんでいても、それは管理とは別だと私は思います。神社の修理は高額になるから気軽にできるものではありません。単に古くなっただけで氏子の信仰心をはかることはできないのです。

 

大谷八幡神社は軽さというよりも、参道を進むにつれてどんどん空気が滑らかさを増す感じの境内です。山から岬のように突き出て川に挟まれている土地の影響でしょうか。

#いつも書いているようにあくまでもその時の個人の感想です。他の時や、他の方では全く違うのかもしれません。

 

お詣り後に知ったのですが、聖地巡礼をした方の紹介によると映画八つ墓村の夏祭りシーンのロケ地のようです😮 

 

大谷八幡神社は集落から少し離れていますが車でのお詣りは困難ではない綺麗ないい神社でした。