ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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天神社(岡山県笠岡市神島5335)

地名から神島天神社とネットでは書かれていることもあるようです。穏やかな瀬戸内海の中でもさらに穏やかな場所(細長い入り江の途中)にありました。

 

目次

 

【御祭神】

菅原道真公外三柱の神

岡山県神社誌天神社の説明部分より

【御由緒】

天神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

【天神社への道】

笠岡市街で国道2号から南へ進んで神島大橋を渡ります。岡山県道195号をそのまま南下して約1.2キロくらいで左へ曲がることになります。すぐ左に海が見える直線を過ぎて土地が左に現れた所から200メートルくらいで神社入口への細い道があります🙂

集合住宅の横を通り過ぎた所です。車一台幅の舗装路が民家の間を奥へ延びています。

50メートルくらいで境内につながります。

ストリートビューだと集合住宅を通り過ぎて数百メートル走って防潮堤とぶつかった所でその内側の道を走って進めるように思えるはずです。写真は通り過ぎてから振り返ったものです。

ですが、ここは車一台幅で神社までは400メートルくらいあります。もし対向車がいたら困ったことになります。私は徒歩か自転車でないと通りません。

 

境内の外に神社駐車場と示された場所が(私が見て回った限りでは)無く、私が来た時には他の車が中にとまっていました。県神社庁ページには駐車場20台と書かれています。境内はそれ以上楽にとめられそうな広さがありますので、駐車場とは境内の空いた土地なのではないかと思います。車進入禁止の看板やチェーン等はありませんでした。

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

海沿いの平らで固くしまった土地のために行動を制限されるような段差は皆無です。境内が駐車場なら、とめてから車椅子で移動するのは非常に楽だと思います。お詣りの難易度では最も易しい神社でしょう😄 賽銭箱の前に行けますし、高さ的に鈴緒を振ることもできるはずです。

 

 

【境内の様子】

天神社鳥居(防潮堤の突き当り部分近くにあります)

裏側参道から入って左にある社号標

拝殿

本殿

社社殿全景

境内の鳥居前から

境内横から

狛犬(本殿前)

景勝地で詩が詠まれたことから歌碑とエピソードが書かれた碑がたてられています。

下は遣新羅使が詠んだ歌で万葉集にあるそうです。

こちらは神島生まれの歌人小見山輝の歌碑です。

江戸時代のエピソードについて刻まれています。

儒学者頼山陽のものもあったのですが撮り忘れました😥

 

おまけ

天神社の梅の実

天神社前の海(入り江の奥方向)

神社前の海(沖の方向)

 

【お詣りをおえて】

お詣りしたのが初夏で今は10月。しかもメモをとっていなかったことが判明。記憶に頼ると細かいところまではわかりません。覚えている範囲で書いてみます。

 

低い防潮堤の向こうは砂浜が広がり、海まではすぐです。海の気は境内まで届いているはずですが、境内の内外ではやはり少し違いがありました。内側の方がきめ細かいような感じです。フラットな海の力は決して粗いものではないのですが、それが整えられたような、手が加えられたようなものに思えます。

 

海辺にある神社は鬱蒼とした社叢に覆われるよりは明るく開けた境内のことが多いです。私がお詣りして書いた神社はどこも瀬戸内海ですので基本的な力は似ているのでしょう。そうした神社のどれかにお詣りしたことがあれば、こちらの神社の気も想像できるかもしれません。

 

天神社は海そのものの力と神社によってプラスされている力の両方をいただいて帰ることができる、綺麗ないい神社でした。