ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

MENU

箕島神社(岡山県岡山市南区箕島2325-1)

みのしまじんじゃと思いこんでいたらみしまでした。社殿が独特なためにネットで見てからお詣りしたいと思っていました。今回の岡山市の神社巡りは道の面で困ることがなく楽しくまわれました。

 

目次

 

【御祭神】

品陀和気命 櫛振命

#合祀した神社の御祭神がよくわからず岡山県神社誌より二柱のみ書きます。

【御由緒】

箕島神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁

八幡宮に汗入御崎宮を合わせて一つの神社、箕島神社となったそうです。そのために社殿が独特なものとなったのですね。

 

【箕島神社への道】

国道2号妹尾西交差点を南へ曲がります。道なりに岡山県道21号を1.2キロくらいで案内標識に従って右折して県道152号へ入ります。曲がった直後に左へ離れていく道があります。そこまで来れば鳥居が目の前に見えています。

 

道から一段低くなった土地の端にこんな立て看板がありました。ここから10メートルほど先で道との段差がなくなっています。横に細長くコンビニ側へは幅があまりないので注意が必要でしょう。

 

コンビニの隣の神社なので、急にお詣りしたくなった時にもお供えの酒やお菓子をすぐ用意できるのは助かりますね😁

私はこの駐車場看板に気がつかなかったので今回は境内へ上がってしまいましたm(__)mチェーンやパイロンは無かったですからそのまま上がれましたが、幅が狭くて軽でもあまり余裕がないです。ミニバンだとギリギリか難しいかもしれません。

【車椅子使用の方のための情報】

臨時駐車場から東側鳥居横の坂道を上がれます。押してもらえれば上がれない傾斜ではないと思いますが、一人で坂が急で上がれないなら、境内にとめさせてもらわないとダメだと思います。

この神社はすばらしいことに拝殿への石段横にこんなスロープがあります。

幅は1メーターくらいでしょうか。ここを上がれば拝殿前でのおまいりも、社殿をぐるりと周って境内社におまいりもできると思います。お賽銭は自分で入れることができそうです。

 

 

【境内の様子】

箕島神社社頭

拝殿

本殿(西側がおそらく八幡宮

本殿(東側は汗入御崎宮?)

本殿背後から

 

境内社岡山県神社誌には綿津見神社一社だけの記載なのでその後増えた?)

境内西側(お屋敷の庭みたいですね)

手水舎(かえるの口が無くなっているのが😢)

拝殿前の亀

正面鳥居そばにいる狛犬

 

【おまいりをおえて】

町の神社でしたが特別な場所にするために人が手を入れ続けていること(私がこのところよく書いているムスビ)が着いてすぐによくわかりました。

 

全く同じ本殿が二つ並んでいるのは珍しいです。両社宮造りというそうで、近くの妹尾にある御前(おんさき)神社も同じ形式です。岡山市南区にはそこそここうした形の社殿があるらしいです。

 

拝殿は左右対称だし、本殿も見ていてすぐ気がつくような違いはありません。東西の氏神をひとつにということから左(西側)が八幡宮なのだろうと思いつつ、間違ってはいけないので拝殿中央で中途半端に祈念しました😅

 

何か手掛かりがないかと社殿周囲をウロウロしていたし、竜吐水放水したかったのでトイレはないかと探したりと、完全に不審者でした。防犯カメラのあやしい男は泥棒でも放火魔でもないのでご安心ください。と、関係者向けに書いておきます😅

 

神社について詳しく書かれた文章が掲示板にあったのですが、亀のために撮りにくく、後でもう一度チャレンジと思っていたらそのまま帰宅してしまいました。おかげで詳細不明になってしまいました😫 

 

亀についてはこちらのブログ記事によくわかる写真がありましたのでリンクします。おかげで亀がいる理由がわかりました🙇‍♂️

 

背筋が伸びるような鋭い気ではなく柔らかく漂うようなものが感じられた境内でした。本殿もなんとなく違いがあるようなないような微妙な差に思えました。

#お詣り時の個人の感想です。日を改めればまた違うかもしれません。

 

写真でわかるようにどこも綺麗に掃除されているし、木も人が整えています。一休みするための石のベンチも複数ありました。人の信仰心がなければただの土地がきちんと神と人の交流の場としてそこにありました。

 

人が信仰を保つことができる何かがこの神社にはあるのでしょう。立派な亀がぼろぼろに風化する時代まで人々の信仰心が失われないことを願いました😌

 

箕島神社はおまいりをすませたらそれで終わりではなく、神様の元でしばし憩うこともできるいい神社でした。