尾道の名所が様々な媒体で紹介される時に必ず出てくるのがこの艮神社でしょう。映画やアニメでも有名ですね。妹も当然のように行くべし! でしたのでお詣りしました。
目次
【御祭神】
【御由緒】
大同元年(806年)に遡るそうですが、なぜ祀られたのかはネットや広島県神社誌ではわからなかったです。尾道最古の神社で、境内の大楠が推定樹齢900年以上と言われると納得できます。15世紀から18世紀まで何度か造営を受けています。
【艮神社への道】
国道2号長江口交差点のそばにあります。この交差点を南へ向かうと海沿いに駐車場があるのでここへとめました。他にも小さな駐車場はもっと近くにもあるのですが、日曜祝日には空いていないかもしれません。駐車場は満車に備えて複数の候補を用意してください。
千光寺山ロープウェイ切符売り場の隣が参道入り口ですから場所と道順の説明は不要かと思います。
【車椅子使用の方のための情報】
ロープウェイ乗り場の横の道を奥(北側)へ進むと左側に参道があります。ここを進むと境内に入れ、手水舎前までは行けるでしょう。正面鳥居からの参道には石段がありますから難しいと思います。
ただし、拝殿前には石段を上がらねばなりません。スロープを探しましたが見当たりません。こちらからでは無理だと思います。
鳥居の向かって左側へ進むと境内脇を幅1メートルくらいの小路が山の上へ延びています。これを上に上がると丸い猫の像がたくさんあります(猫の細道)。写真は上から撮っています。
ここから横の門を通ると拝殿前に行けそうです。ですが、写真のように数段あります。ここを越えられたら御神木のそばに行けます。が、ここの幅を測るのを忘れました😢 成人男性が楽に通れたので幅は80センチ以上はあったと思うのですけど……。通れるとは断言できませんm(__)m 折り畳みであれば幅の問題はなんとかなるかと。
簡単にお詣りはできそうにないですが山の神社ではないので、複数人でお詣りしておんぶして階段を上がったり、車椅子を運べば無理ではない気がします。
来たらダメだったとなるとがっかりですから、宮司さんに事前に確認した方がいいように思います。
【境内の様子】
艮神社社頭(窓はボカシてわかりにくくしてあります)
屋根が見事な神門
手水舎(写真ではわかりにくいですが龍ではなく亀がいます)
拝殿
本殿(横の小路からです)
社殿斜め後ろから
拝殿前御神木
参道から上を見ると枝が覆っています(写真の向きはわからなくなりました)
注連柱付近から見た神門とロープウェイ
境内社の金山彦神社(左側)とその奥の恵美須神社、猿田彦神社、豊玉彦神社、磐座
代々七福稲荷神社
お狐さま(参道の参拝者を遠くから見ているような姿なのが😢)
手水舎の反対側にある塞神社(個人名はわからないようにしています)
拝殿前狛犬
【おまいりをおえて】
ロープウェイ乗り場の建物と並んで立つ鳥居の写真は大勢の方が見たことがあると思います。お詣りしてみると、御神木の周りだけでなく、参道と拝殿前だけ動けるようにロープが張られていました🙄
パワースポットとして御神木に大勢の人が触れたからやむなくこうなってしまったのでしょう😔 境内社におまいりできないのが残念です。艮神社の神様とご眷属様のことを思うとなんともいえない気持ちになりました。
手水舎のある土地から一段上がった社殿や御神木のある場所辺りは軽い上にとても鋭い気に満ちていました。土地に力が無いと御神木の楠もここまで大きく元気でいられないでしょう😃 御神木に触れられなくても良い気は(気に敏感な方なら)充分に感じられるはずです。
吉備国南部にしては珍しい切妻妻入りで向拝も同じ形のために屋根が二重になった拝殿と御神木や磐座のためか、何か特別な神社のように感じられるのは間違いありません。
昔神社を避けていた頃にロープウェイに乗って千光寺へ上がったことがありました。下を見た時の非日常感は覚えています。今は社(神域)の上を通るのは恐れ多くて私は乗れません😅
境内社にお詣りできないので大きな神社でもそう時間がかからずおまいりは終わります。拝殿付近でウロウロしていると他の方の(写真も撮られるから)邪魔になるので一段下の境内をウロウロしましょう。ここも良い気がある神域です。境内社もあるし、写真は撮っていませんがとても古い狛犬もここに居て見張っています😃
境内社の写真の豊玉彦神社は広島県神社誌には記述なしでした? 神社誌では猿田彦神社御祭神が猿田彦命と豊玉彦命となっていました。発行から三十年経ちますからいろいろ変わったのかもしれません。
艮神社は大地の生命力を誰もが(たぶん)感じられる綺麗ないい神社でした。