尊称は正八幡宮だと岡谷県神社庁ページに書かれています。グーグルマップでは惣爪八幡宮とも。これも例の妹リストにある神社。岡山市各所にばらけるかと思ったらなぜか吉備津彦神社を中心にした狭い範囲でした。吉備津神社のすぐ近くにあります。記事のタイトルは八幡神社で写真の名前は惣爪八幡宮としてこの記事を書きます。
目次
【御祭神】
#相殿の記述がないのですが、石清水八幡宮から勧請なら息長帯比賣命と宗像三神?
【御由緒】
石清水八幡宮から慶長十年に勧請されたとあります。村の産土様とのことです。
【八幡神社への道】
国道180号は吉備津神社から少し西で岡山県道245号との交差点があります。南へ向かいます。400メートルほどで黄地に黒でトと書かれたト型道路交差点の標識がありますから曲がります。突き当りを右折した後は道なりに太めの方を選んで進むと住宅の間を抜けたら右側に社叢が見えます。道路から鳥居までの間に車が一台とめられました。
道路が広がっているのですけど曲がっている箇所なので、そこに駐車はしないで上記のようにしました。道は突き当りを右折した直後20メートルくらいが車一台分の幅ですがそれ以外は緊張するほどのことはないくらい幅はあります。
帰りはそのまま通り過ぎても通り抜けはできるようですけど、元来た道を戻った方が太い道にすぐ出られるから確実で早いのではないかと思います。
【車椅子使用の方のための情報】
鳥居前のスペースはミニバンでも左右どちらかに寄せてとめれば車椅子を降ろすことはできそうに思えました。写真を見て判断をお願いします。
参道は地面そのままで段差らしい段差はありません。社殿周囲も平らな地面です。この神社は楽にお詣りできる神社でしょう😄
【境内の様子】
惣爪八幡宮社頭
門
拝殿
本殿
社殿全景
用水路(あるいは堀)
鐘楼
釣り鐘
東参道
地神(地神塔)はたまに見ますがここはたくさんありました。他所からここに移したのでしょうか? もうひとつあったような気がしますが写真はこれだけです。地神、牛神と建てるのは岡山市周辺に多いのか? これは調べたことがないのでわかりません。
拝殿前狛犬
屋根瓦の鳩
犬養毅書改築記念碑
【おまいりをおえて】
幹線道路から離れた田んぼと住宅の中にこの神社はありました。写真だと境内の木はまばらに見えるでしょうけど、枝がよく茂っているためにそれなりに社叢感はありました。この木々は鳥たちの大事な場らしく、鳴き声が賑やかです😃 日向と日陰のバランスがよくて落ち着く境内です。
鳥居をくぐってすぐに気が変化していくのを感じられました。山中の神社は土地の力が強力な所が多く、一歩入ると別物という所もあります。それに比べると人々の住む平野にある神社は微妙なことが多いように思います。こちらは予想に反して非常に澄んで軽い境内です🙂
#いつも書いていますがあくまでもその時個人が感じたことです。別の日では違う感覚かもしれませんし、他の方は全く違っていても不思議ではないと思います。
本殿からふき出す気はとても長い周期でゆるく体を押すようなタイプでした。
決して大きくはない神社に素晴らしい釣り鐘があって驚きました😮 石垣とその上の玉垣も立派なものです。さらに大正十四年建立の犬養毅書改築記念碑。犬養家旧宅から直線距離で1.5キロくらいしか離れていませんから納得です。
写真のところでも書きましたが、ここは地神や類する岩が多く置かれていました。吉備国(山陽地方か?)ではよく目にするものですが、三つも四つも置かれているのはあまりないのです。
こちらの八幡神社は綺麗に掃除されていて、良い気が満ちているいい神社でした。
追記
地元の方に会ったのに言い忘れていたこと。オオスズメバチが一匹幣殿横を飛び回っていました。女王蜂と思うので今のうちに対策しないと神社に住みつかれたら大変です。どなたか早く気がついてくれますように。