ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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宇山八幡宮(広島県福山市春日町宇山543)

長い石段がない神社を探し回り、こちらの八幡宮が目にとまりました。ストリートビューで神社周辺が表示されないのが不安でしたが行ってみました。そして、なかった理由を知るのでした。

 

目次

 

【御祭神】

応神天皇 神功皇后 多紀理比売命 市寸島比売命 多岐都比売命

広島県神社誌によると三女神ですが八幡神社の三女神は普通は宗像三神。勧請元の御祭神もそうなのでこの五柱の神を書いています。

【御由緒】

当地方が坪生荘であった頃、男山八幡宮の御分霊を祭祀と広島県神社誌に書かれています。男山八幡宮は私達が知っている名前で呼ぶと、石清水八幡宮です。

 

広島県神社誌では八幡神社ですが、拝殿前にある由緒看板に従ってこの記事では宇山八幡宮としました。

【宇山八幡宮への道】

国道182号山陽道山東インター出入口北側の交差点を南からだと右折(北側からだと下り坂が平らになった先を左折)して福山市民病院前を過ぎて道なりに山を登っていきます。道の頂点を左に曲がります。これは通り過ぎた所から振り返った写真です。

この交差点は左側(通り過ぎているため右側)がやたらと広くなっていますし、ゴルフ場の看板が目立つため、わかりやすいと思います。

 

道は大きく左に曲がっていきます。曲がり終えた辺りの右側に細い道の入り口があります。

ここを50メートルくらい進むと下り坂になります。走りながら撮れないからこれも下から撮っていますが、道の細さはわかるかと。

下り始めて100メートルくらいで鳥居前に着きます。

神社への別れ道は非常に細く、軽自動車でギリギリの幅です。ミニバンだとタイヤが舗装部分をはみ出して泥の上を走るはずで、実際に走ってはいませんが無理かと😑

 

鳥居前は多方向からの道が合わさって駐車に充分なスペースがあります。転回も楽です。

 

【車椅子使用の方のための情報】

山の途中に神社があり、鳥居からの参道は歩いては石段、また進んで石段なので車椅子では無理です。鳥居左側に泥の道があり、軽自動車で上がっているらしい跡がありました。

 

緩い坂道です。社頭にとめてそこから車椅子で上がることはできそうです。ただ、泥の道なので足を滑らせると危険です。舗装された自動車参道に比べたら気をつける点はありますが、お詣りは可能な神社だと思います。玉垣内は大きな段差はなく、社殿をぐるっとまわることも可能です🙂

 

 

【境内の様子】

宇山八幡宮鳥居

由緒看板

隋神門

拝殿下から

拝殿

本殿

全景

境内社

左右の大臣像

狛犬

屋根の逆立ち狛犬

この名前がわかりません

 

雨が降ったりやんだりの日で写真が暗いです。屋根の上の二つだけはわかりやすくするために少し加工してあります。

【おまいりをおえて】

神社への分岐がわからず、池の下の道を進んだ先の集落から行けるのかなと思っていました。そこから山の斜面を上がる細い道はありましたが車は無理。歩いていた女性二人にたずねて上で書いた道を教えてもらいました。ありがとうございました。

 

困ったぞと思っていると救いの手が伸びてくるのはありがたいです。お詣りに来た者にこっちだぞと教えてくださったのでしょう(たぶん)😙

 

実はその日お祭りがあったが皆帰ったところと聞きました。少し早かったら氏子の方の車と狭い坂道でばったりとかで窮地だったかも😱

 

山の中腹にある木々に囲まれた境内はシーンとしていました。お詣りをすませた後の話になりますけど、止んでいた小雨がまた降り始めました。なんともいいタイミングです。

 

こちらの神社は鳥居をくぐって少し歩いた所から気が変化していきました。鋭い感じはありません。本殿横では、とても長い周期で上から下へ波のように柔らかく気が噴出していました。

#あくまでその時個人が感じたことで日が違えばそうではないかもしれませんし、他の方は違う感じかもしれません。

 

祭りで掃除されていたのだと思いますが、落ち葉など散乱しておらず非常に綺麗な境内でした。薄くなっている所がありますが、砕石が敷かれています。山の中でこれをするのは大変だったろうなあと思いながら歩きました。

 

分かれ道に案内板がないし、道から見えないからお詣りする人はある程度限られているのでしょう。神社誌に書かれている氏戸数は決して多くはありません。産土神として地元の方がずっと守ってきた神社。ここはムスビがしっかり機能しているのかもと思えたいい神社でした。