ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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宗忠神社(岡山県岡山市北区上中野1-3-10)

今村宮の次は宗忠神社です。教派神道の神社へのお詣りは初めてだったのでどんな所だろうと興味津々でお詣りしました。

#別の白髭宮だったようで一部削除しましたm(__)m

 

目次

 

【御祭神】

宗忠大神(黒住教教祖黒住宗忠)

【御由緒】

大元 宗忠神社|岡山市大元にある古木に包まれた神社

興味のある方は↑の公式サイトをどうぞ。

 

【宗忠神社への道】

岡山県道21号沿いにあります。国道2号岡山バイパスから降りて米倉交差点を北へ向けて曲がり、道なりに約2キロ北上した左側です。西から国道162号で来たら、北から来る県道236号と東からの県道21号が交わる野田西交差点を右折して約1キロ南へ進んだ所です。東からだと同じく野田西交差点を左折して県道21号で南へ向かいます。

駐車場は鳥居を挟んで境内の端の方(左右)にありました。歩道を人が歩いていますから入る時もそうですが、駐車場から出る時は充分に気をつけてください。

 

第一駐車場入り口(県道21号で北側の方)

第二駐車場入り口(県道21号沿いの南側の方)

第二駐車場

ナビによっては山裾の神社はピンポイントで案内してくれないことがありますが、宗忠神社はさすがに案内してくれるでしょう。駐車場も日曜でも止めることができましたから、平日なら心配することはないと思います。

 

自動車以外にJR岡山駅からバスで宗忠神社前で降りてお詣りできるそうです。宗忠神社前の案内標識はこんな感じです。地図で探すと、鳥居前から真っすぐのびている東西の道を進んで100メートルほど離れた場所に宗忠神社前と書かれたバス停がありました。

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

アスファルト舗装された第二駐車場から歩道を50メートルくらい進んで鳥居をくぐった先の境内は完全に平らでした。第一駐車場は未舗装ですが社務所横の参道を通って拝殿前に行けます。写真の手前側が拝殿前になります。

拝殿前には石段がありますが、端っこに板が置かれてあり、巨大賽銭箱前でお金を投げ入れて鈴緒を振ることもできると思います。

いつもは車椅子は押してもらう前提で書いています。ですが、こちらの大元宗忠神社は一人でも自由に移動できるでしょう。街中(平地)にある神社でも道から数段上がって玉垣の内へということが多いです。街中の誰でも日々の暮らしの中でお詣りする神社で段差がないことは自由に歩ける人にとっても危険がなくなるのでいいことです😃

 

さらに驚きの設備が! なんと昇殿参拝のためのリフトがあるのです😲 

作業現場にある大きな廃材入れに見えることのないようにか、何枚も案内が貼ってあるのに感激です😂

神様への思いを障碍が妨げてはならないと思っているので、感銘を受けましたm(__)m 本当に素晴らしいことですね😊

 

 

【境内の様子】

宗忠神社社頭

手水舎付近からの社殿

拝殿

拝殿後方から

本殿

高弟社

高弟社由緒看板

境内社天満宮

天満宮由緒看板

境内社(住吉宮)

住吉宮由緒看板

手水舎(奉納された鉢の由来についての看板があります)

備前焼狛犬

高弟社奥の樹に隠れた大きな狛犬

【おまいりをおえて】

第二駐車場から鳥居までは50メートルくらいありました。どんな所だろうとドキドキしながら鳥居の前まで来て参道向こうの拝殿(と銅板葺き屋根の色)を見て一気に気分が高揚しました😊

 

境内はポツポツと人が出入りしていました。家族で晴れ着でお詣りしている姿も目にしました。いつも人気のない神社ばかりお詣りしているとこうした光景は嬉しいものです。

 

拝殿前の左端でおまいりしたらそこに作法に関するこんなものがありました。

神社神道の二拝二拍手一拝(礼)とは少し違いますね。もっとも、私はいつも祈念の前後で二拍手しているので違和感なかったです😅 神社神道の神社でも独自の作法の所はいくらでもありますから、あえて教派神道らしい所を見つけようとすることは不自然でしょう。

 

結論を書くと、宗忠神社は参詣者にとってはごく普通の神社でした。人間を神として祀る神社は明治になって各地にできましたから、特別変わったことではありません。

 

境内社天満宮や住吉宮といったおなじみの神社です。黒住教の知識がないとダメということは全くないと思いました。岡山の人間なら郷土の偉人にご挨拶くらいの気持ちでお詣りすれば充分ではと。

 

このブログはお詣りの記録の他に道徳的(霊的)なことも書いています。というよりはそちらが本体になります。神社にお詣り(御祈祷を受ける)する以外の向き合い方を考えると、それはその人だけの教派神道なのかもしれません🙂  違和感なく楽しめたのはそうした理由かもと思いました。

 

鳥居をくぐって参道を進み手水舎まで来ると急激に気が澄んできました。本殿からは何かの力が打ち寄せてくるのを感じました。

#いつも書いているようにあくまでその日個人が感じたことにすぎません。他の方は全く違うかもしれません。

 

神社なのですけど、澄んだ軽さもありますが、お寺でよく感じるような包み込む穏やかな雰囲気だなと思いました。御祭神の人柄が神気となって境内に満ちているのかもしれませんね😌

 

写真でもわかると思いますが非常に綺麗に清掃されていてゴミ、落ち葉が参道にありません。こうした空間にいると自分が清められていくような気がします。

 

大元宗忠神社は岡山の人に愛されているのがよくわかる綺麗ないい神社でした。