自分の住む土地を軽んじる人間のあまりの多さ、その身勝手さは良好な関係の妨げという話。本当は複雑ですがかなり簡単なものにしてあります。
目次
【身元引受人の理由】
よく霊的知識の話で親を選んで生まれると言われますがこれは正しいです。親ガチャなどというものは存在しません。
人間一人をこの世に誕生させるにはその人間だけでなく、その親と親の霊的関係者との調整は不可避です。その前となると私にはちょっとわからないことなので一世代前からは確実だと書いておきます。
#人によりけりなので必ずしもこうではない場合には、わりと大変なケースを書くようにしています。
親の人生はもちろん親のものですが、同時に子の人生も進められるように場を選びます。その場にいる存在が産土神です。
ある人物の人生を元々の方向で進めるべき作業は守護霊が担当しますが、力の問題で自分だけで上手くかじ取りをすることは困難なようです。
その時にその場で力を借りることになるのがその土地の高次元存在である産土神です。人は土地から離れては生きられませんからそれは当然です。
日本は幸運(ではなく意図されているがそこはここではふれません)なことにどこにでも神社がありますので、生まれた者=産子はその時点で所属先? があります。身近な神社ということで小さな頃からお詣りをする(した)ことも当然あるでしょう。
神と守護霊と人の間にしっかりとした結びつきがあれば、人生の荒波もなんとか乗り越えていけるのではと思います。
【日々の暮らしのこと】
特に理由が無くても神社にぶらっと行ってみましょうとか、掃除をしてみましょうとか、お供えという形で分かち合うこと(循環)をだとか、今までいろいろなことを書いてきましたけど、結局は今自分がそこにいるのは意味があるからそれを嚙みしめましょうに尽きるわけです。
上で書いた様々な行いも全てそのためのものになります。
【おわりに】
神は簡単に己を知らせてはくれませんが、こちらの強い想い(一時的なものではない)には何らかの形で応えてはくれるものです。ただし、微妙なことがほとんどなので人間が気がつかないこともきっと多いでしょう。
短期間に欲が満たされるよりも、気がついてみたらこうだったなといった感じで正しき神々との繋がりを知ることが多いのではないかなと思います。
昔話で欲張り爺さんや欲張り婆さんが散々な目に会うのはその心に見合ったものが還るだけのこと。これはその人次第としかいいようがないです。
産土神はあなたを住まわせてくれた身元引受人です。そこからさらに進んで家族になるかどうかはその人の問題。
家族と書きましたが元々神々と人は住む次元が違っても広い意味では家族です。霊的な能力等無くてもきちんと歩める術を用意してくれていることを理解できるかどうか、これは人生の喜びのひとつです。