大きな杉の枝やナラの葉っぱ? を片付ける時には熊手が非常に便利で作業も短時間で済みます。が、もっと細かな落ち葉などは竹箒を使わないわけにはいきません。これがちょっと困ったことになるのです。
熊手だと泥はひっかかれるだけでその場に基本残ります。でも竹箒は泥を移動させてしまうのですね。ある日一日だけ掃除したのでは何も変わりません。でもはっきりと分からなくても実際には泥はその場から無くなっています。
半年、一年と掃き掃除を続けていくと目に見えて(5㎝以上は確実)泥が減っているのです。そうすると地表近くにあった木の根が現れてきます。泥をかけても掃除をする度にまた剝き出しになってしまいます。
全体に泥を入れて平らにならすか見える根っこを切るかどちらか選ばねばなりません。根っこそのままだとそのうちにつま先を引っ掛けて転倒しそうです。そして泥は大量に必要です。
神社は正直恐ろしいほど清浄な気に満ちているので掃除をやめてしまうのはもったいないです。
矢乃波波木神(箒神)になったつもりで掃くのが気持ちいいのに、大きなゴミを熊手で処理して小さなゴミは手で拾うしかないのでしょうか。何事もいいことばかりではないということです。