ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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神棚の自作素木鳥居(しらきとりい)

鳥居は神明系と明神系と大きく二つに分けられ、細かい違いで百はあるとか。神棚用市販品は稲荷神棚用に朱の明神系鳥居が多いと思います。いらすとや鳥居画像を並べてみました。

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個人の神棚は伊勢のお神札を納めるために設けている場合が大半ではないかと思います。さらに稲荷神社や荒神様の宮を追加するために別の棚を設けていくはずです。

 

大きな神棚板を据えるスペースがある場合には中神明や大神明、三社造の物。あまり場所をとれない場合には袖付大神宮のような幅、奥行きの無い宮形を使うのが一般的だと思います。

 

お神札を納める高さが必要なために少し外観は異なりますが屋根を見れば神明造だと分かります。となると組み合わせるには神明系(伊勢神宮と同じ造りは遠慮して)の物を置きたいところ(個人の趣味で自由にしていいと思いますが)。

 

何か理由が有るのか知りませんが、神棚を用意してもなぜか鳥居を置かない場合が多いというか稲荷の神棚以外で見たことがほとんどありません。

 

市販品も白木の明神系はあるのですが神明系はちょっと探してみた限りでは無いのです。お札立ての物を使うこともできますが小さすぎてバランスが悪いです。

 

前置きが長くなりましたが無いなら作るしかありません。神社といえば鳥居なので自宅の神棚にも設置します。

 

ホームセンターに行くと丸棒を売っています。柱用、笠木用、貫用と必要ですが柱と貫は同じ物で大丈夫です。何の木かによりますが十数ミリの棒だと数百円で買えると思います。

#しまった! これは家にあった細い丸棒を貫としてくっつけたんだった😲 書いた後で写真撮って貼ったから気がつかなかったです。すみません。

 

ノコギリでギコギコやって本当は穴を開けて差し込みたいのですが道具が必要でだれでも気軽に作れなくなってしまいます。で、柱の上と貫の両端を半円状に凹ませるとよいのですがこれも丸い棒やすりが必要です。ここは木工ボンドの接着力に頼ることにします。紙やすりで多少凹ませてはいます。さすがに接触が線では不安なので。

 

で、くっ付けたらこうなります。ちょっと貫が下過ぎでした😅 扁額は好みで後から付けました。自立するように塩ビパイプの接手を切った物に差し込んでいます。穴が貫通した丸棒が売られていますからこれを切って差し込むほうがぴったりで同じ木製でよいと思います。近いうちにそうするつもりです。

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宮形の大きさ、神棚板の面積によって鳥居の大きさを決めないといけないから自由に市販品を選べない以上自作になってしまいます。私のはよくある中神明です。

 

鳥居の有無で神棚を見上げる時の気持ちが変わりますから神棚のある方は鳥居作ってみてください。

 

#完成後に神棚に供えてある塩をふって、「祓へ給へ 清め給へ」と唱えて置いています。