ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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大魔羅神社(広島県府中市行縢町455)

名前が気になりますよね?😅

備中国府(総社市)から東の方はコロナがかなり悪化しています。もう備中国の神社にもあまり気軽には行けない雰囲気です。なら備後国北部はどうかなと考えたのですが、サンデードライバーが増えて円滑な交通は望むべくもないので……。

 

で、福山市より北で三次市までをまたグーグルマップで神社探し。すると府中市で目に飛び込んできたのがこちらの大魔羅神社でした。

 

これは実物を拝むしかないぞといそいそと出かけたのでした。

 

 

目次

 

 

【御祭神】

 

不明(おおまらさん)

 

【大魔羅神社への道】

南からだと国道486号を府中市街を抜けて北上します。市街から数キロ走ると芦田川にかかる橋があります。その手前の父石交差点を右折して広島県道24号線を北上します。神社までは十数キロですが途中までは平らだった道はやがて山を緩やかに登りはじめます。

 

道の右下には阿宇川が流れています。県道24号から分かれて右下へ下りる道があります。良く見るとこんな案内板がありますのでここを進みます。北からだと道の左に個人商店があるのでそこを曲がるといいようです。どちらの道も合流します。

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100メートルほど進むと右に曲がっています。そのまま道なりに進むと三叉路があるのでここを右へ向かいます。

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すぐに道は左にカーブし、曲がった先の広い所で右折します。

地神様の所で曲がって少し急な坂を上り右折します。

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次にガードレールのある右カーブを走らずそのまま細い道を真っすぐに進みます。

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車一台の狭い道ですが100メートルも走れば先が見通せますのでここは運を天に任せて行くしかありません。少しだけ道が広がるのでそのまま進むと左に泥の駐車場があります。これで無事に到着となります。

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#この最後の細い部分だけが問題です。ミニバンだとギリギリだと思います。運悪く対向車と出会うのが不安なら広い所にとめて600メートルほど歩くのがいいと思います。

#写真に写った家や車は消してあります。

【車椅子使用の方への情報】

ここは石段しかありません。神社そばに駐車場がありますからここから拝む形になると思います。

 

【境内の様子】

大魔羅神社の由緒看板。

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社頭の柱は先端が腐って崩れています。右は龍が巻き付いた柱です。

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参道を祠の前から。

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祠とご神木?

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祠のアップ。

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【お詣りをおえて】

祠の前で大魔羅神社の神様に正直に話しました。ネットで見て面白い物を見に行こうくらいな気持ちで来ましたと。その上で、ブログに書かせてくださいとお願いしました。もちろん、変わった物扱いではなくきちんと書きますとお話しました。

 

ネットで見るとアレな神社に思えるかもしれません。私もこれはいいネタだ行ってみようと思いましたし。日頃このブログで真心などと書いているのとかけ離れていますね😅

 

実際に目にすると確かにまんまだなとは思いましたが、同時にまだあおい榊や、おそらくは近隣の方が作られたのだろう扁額から、ここが真面目な信仰の場であることを感じて他の神社と何も変わらぬ気持ちでお参りしていました。

 

由緒看板でも分かるように、ここに祀られたのはお隣の備中国からお迎えしたちゃんとした神様です。今はどなたなのかは不明ですが。神様だからお姿が分からない。だから力の象徴としてこういった形の物を信仰するようになったのでしょう。昔は子宝に恵まれないことや出産は我々からは想像できないほど大変なことだったのだと思います。助けてくれるありがたい神様に寄せる思いをお参りを終えた後に考えていました。

 

私個人はここの神様は男女お二人でご眷属もおられるのではないかと思っています。石段を5メートルくらい上がると林の中のひんやりとした空気に変わりました。ぞくぞくするような気持ち悪さは感じなかったので何かしら力がそこにあったのだと。祠からも柔らかな気が緩く吹き出していました。

 

以前何度も書きましたけど、神社は実際にお詣りしなければ分からないとまたまたまた? 思う結果になりました。

 

【おおまらさんとは誰なのか?】

備中国からお迎えした神様ということで調べると消渇神社というものが見つかりました。お礼参りできのこっぽい像を奉納することが同じです。もしここから勧請して祀られたのだとしたら御祭神は一豊姫様でしょうか?

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