木野山神社から戻る途中に左側一段高い所に社殿を見る。戻って確認しようと転回して反対車線を走ると駐車場への入り口に。何度走ったかわからない道なのにこの時まで全く気がつかなかった(意識していなかった)。で、このやえがき神社に急遽お参りしました。岡山県神社誌の必要はなかったです。なぜなら……
目次
【御祭神】
板倉伊賀守勝重 板倉周防守重宗(共に代々の備中松山藩主のご先祖)
【八重籬神社への道】
国道313号高梁市街の北外れにあります。車線が減る標識の所です。
下り車線(南方向)側にかなり広い駐車場が面していて分かりやすいと思います。
【車椅子使用の方のための情報】
駐車場横から境内に上がる石段と駐車場右奥へ進んだ所にある石段が境内へ入る手段のようです。自動車が上がれる道はありません。線路(山側)へ人が上がる道がありましたが、線路を横切った先は民家のようでした。人の歩けるだけの道ですからそちら方向の奥からやってくるのは無理ではないかと。ですので、この神社は駐車場(玉垣下)からお参りが限界だと思います。
【境内の様子】
八重籬神社由緒看板(宮司作成の詳細版ではなく簡潔な方)。
八重籬神社鳥居
拝殿と本殿。
境内の横を電車が走っています。
境内の木
熊田神社(切腹した家老を祀る神社)。
こちらのブログに詳しく書かれていましたのでリンクを。
【お詣りをおえて】
氏神様=一族の神様とすると、ご先祖を一族の神として祀れるのは板倉氏のみということに。明治維新で藩士達も高梁を離れたそうで、この神社は付近住民=氏子という図式ではないようです。
訪れた日は枯れ枝が落ちていて草もそこそこ生えていました。駐車場入り口に清掃活動延期の張り紙がありました。それで、この神社は町民が定期的に掃除しているとわかります。少し他の神社とは違っています。神社の形態は様々です。
草が生えていたというと悪口のようですね。いいところもたくさんありましたのでそれを書きます。
とにかく案内看板が多い! 同じような内容の看板があちこちに複数枚😲 社殿横(駐車場側)からお参りする人も、鳥居の前辺りの石段を上がる人もどんな神社なのかよくわかります。石碑や境内社にも貼られています。また、拝殿賽銭箱そばに神社の由緒書が入っていてもらうことができます。
鳥居前に広い空間があり、ベンチが多数置かれてあります。段数的に石段で疲れることはありませんが高梁観光をして最後にこの神社に立ち寄った人も一息いれることができると思います。
鳥居内外ではっきりと気は変わります。内側のひんやりとした澄んだ気は夏にはよいと思いました。313号と線路に挟まれ、無音の時間が続くというわけではないのですが、境内は静かな時が流れています。やぶ蚊もほとんどいないのは助かりますね。
本殿から放射する気ももちろん分かりやすいものです。
偶然立ち寄ることになった神社でしたが充分ほわほわして帰ることができました。