八幡神社が正式名称のようですが、どこの八幡神社かということで川嶋ノ宮八幡神社が通称らしいです。道路脇の案内板では地名で酒津(さかづ)八幡神社になっています。今回はネットで見て気になった岩屋神社に行こうとしたらここに着いてしまったので、こんなのもアリだなと思ってお参りしたら岩屋神社は境内社だったというオチでした。
前の記事で書いたノートの神社がここです。
目次
【御祭神】
比売大神 品陀和気命(応神天皇) 息長帯比売命(神功皇后) 帯中日子命(仲哀天皇) 足仲彦尊 宗像三女神
#比売大神と宗像三女神が同一の神? それとも応神天皇のおきさきのどなたかでしょうか。
【川嶋ノ宮八幡神社奥宮への道】
イオン倉敷から少し西(高梁川下流)に架かる倉敷大橋を対岸に渡ると河原の山沿いを右へ進んで行ける道があります。
最初のうちは車二台がやっとすれ違えるくらいの幅があります。今はこの横の河原に広い未舗装の作業車用道路ができています(川の付け替え工事のため)。
途中でこの道に合流してダンプの走る道を一緒に走ることになります。
ダンプの台数は少ないので、固い泥のガタガタ道を走るのに緊張することはありません。所々に神社への案内看板がありますし、泥の広い作業道をただ奥へ進むだけでいいです。
やがてこんな案内看板が現れます。ここに左に入る車一台分の道がありますので進入するとすぐに右に未舗装駐車場入り口があります。数十台可能だと思います。
ここが奥宮(本宮)で、里宮はイオン倉敷に近い酒津公園側にありました。酒津公園は国道486号から分かれて川の土手を走りだしてすぐに左下に見えてきます。里宮はその一番奥(イオン倉敷より)にあります。
#ガタガタ道について
バラスが少なく、細かい泥が固くなっていて、5センチから10センチくらいの穴が無数にあいています。それが少ない所を選んで走ってください。車は少ないからそれが可能です。ジムニー等なら速度も出せそうですがオンロード車は20キロ以下での走行になるでしょう。車高の低い足回りを硬くした車は少し衝撃を受けそうです。どうでもいいことですが瞬間接着剤補強したノーマルサス車の補強部分がダメになるかと思ったら大丈夫でした😙
【車椅子使用の方のための情報】
山の上にある神社です。石段しかありませんから駐車場にとめて鳥居の前辺りでお参りするしかないと思います。ここは無理せず里宮にお詣りするべきだと思いますが、里宮も石段が数段。ストリートビューで見るかぎりは車椅子が出入りできる場所はなさそうでした。自前で石段に板を置くなどすれば正面から入れそうですがこれはご神職に相談コースでしょう。お詣りはかなり難しそうです。
#数段だからおんぶで境内に入り、その後に車椅子を境内になら大丈夫でしょうか。
【境内の様子】
拝殿に掲げられている由緒看板(略記)
川嶋ノ宮八幡神社奥宮社頭
石段参道(ここまでは急でここからは緩やか。下からはここまでに見えます)
右側の参道にある水神社への鳥居
石段途中の二の鳥居
随身門
少し石段が長そうだなと歩き出して少し上がったら鳥居が見えたんです。結構あるけど頑張ろう。最初の内は案内役のご眷属様に話しかけたりしていたんです。で、息が上がって不安になりながらやっと到着したら……右斜め遙か先まで石段が延びていました!
あああああああああああああああああああああああああああああぁ……😱
下からではわからないのですよ。
遙か彼方に随身門らしきものが見えます。もう帰ろうかと思いながら一歩一歩進んで長い時間かけてやっと随身門をくぐったのでした。こんなに長いのなら注意書きがほしいよな😟と思って下山。参道の案内看板をよーく見ると写真と共に図面があり、なんと全て書かれていました😲
つまり悪いのは完全に私。で、キツイキツイと言いながら上がっていくのですからそりゃ怒られますわ😅
拝殿
本殿
川嶋ノ宮八幡神社奥宮全景(山肌に岩がごろごろしています)
西御前神社
岩屋神社への崖(の道)は落ちたら大変です
岩屋神社(御祭神少名毘古那神)
岩屋神社からの眺め(山陽自動車道)
社殿向かって右側の山道
【おまいりをおえて】
上の境内は明るく穏やかな感じの場所でした(いつものように私の感覚なので、他の人だと違うかもしれません)。本殿から感じる気も波打ちながらゆっくりと広がってきたように覚えています。
本殿横の山道を西へ進むとある岩屋神社の穴に何かたまっているような感じ(悪い気ではありません)も楽しかったし、そこからの眺めもなかなか味わえないものでした。
本殿向かって右後方からの山道は倉敷の町や高梁川工事現場も見えます。山頂まで行けるそうですが時間が遅かったからここまでにしました。
山道を歩くと岩が目立ちます。富士山は誰の目にも特別なものに写るように、この山も非常に綺麗な形をしています。山を登って頂上近くの磐座でかつては祀りが行われていたのでしょうか。また、山から水へ続くのも信仰には重要でしょう。古くからある神社はそこにある理由がちゃんとあるということですね。
神体山にある神社ですが今はちょっとしたハイキングコースのように親しまれているみたいですね。おにぎり🍙等を持参してお供え後にベンチでいただくとまさに野掛け(ピクニック)。神社を汚さないように注意すれば神と共にある喜びにひたれるでしょう🙂
体力、体調と要相談ですが倉敷市街から近くて山の楽しさも同時に味わえるいい神社でした。