先日、倉敷市の役所に行かねばならず、倉敷の神社は避けていると書いておきながらガソリンを無駄にしないよう実は二社お詣りしていたのでした。役所から近い方のあしたか神社から書いていきます。次の神社巡り記事は稲荷神社の予定です。
目次
【御祭神】
大山津見命 石長比売命 木之花佐久夜比売命
【足高神社への道】
倉敷市役所の少し南に国道2号と倉敷中央通りが交わる笹沖交差点があります。ここは2号線は高架になっています。この西側500メートルくらい、2号線に沿って南側に足高神社のある山があります。笹沖から西へ側道を進んでください。東から国道2号を進んできた場合はエディオン(すごく目立ちます)を過ぎて下り坂が平坦になった所で側道へ車線変更できます。もちろん笹沖の手前で左に寄って側道を直進しても同じ場所へ出ます。
山を過ぎようとする所に大高東交差点があります。ここを左折して直線で200メートルほどで足高神社への入り口に着きます。
西からだと高梁川を渡ってから約3キロです。国道2号が下って側道と共に走る区間(1.5キロくらい橋から走った辺り)で左に寄って側道をしばらく走って笹沖の手前での2号線の下をくぐっての右折に備えます。
足高神社への案内標識のある坂はかなりの急坂で、MT車だとローギヤで登るのかなと思います。道幅は軽ならなんとかすれ違えるかどうかというくらいはあります。
写真のもう少し上で左へ曲がってすぐに右へ曲がるとだいたい真っすぐ道は延び、400メートルくらいで左に数十台は可能な公園駐車場があります。今回はここへとめました。
お詣り後に見たら神社裏手、公園駐車場から100メートル足らずで駐車場があるようでした。
#ナビであっさり設定されたのでそのまま車で神社横まで上がったのですが、なんと、反対側の麓には鳥居があって長い石段を上がって来ると公園横の参道へつながるみたいなのです😲 なるほど……古い神社なのにここに鳥居が無いわけだ。ただし、反対側にある鳥居前に車をとめられるかはこれを書いている時点では不明です。この記事最上部の県神社庁ページへのリンク先に写真が複数枚あります。
【車椅子使用の方のための情報】
公園や神社の駐車場? から数十メートルの辺り、本殿の裏の方に緩い坂道がありました。チェーンがかかっています。
一人で車椅子を押すのは少し大変に思えましたが二人なら楽に押せるのかもしれません。15メートルくらい上がるともっと緩くなって境内に入れます。ただし、そこには10センチは超えるだろう段差がありました。チェーンの事もありますからご神職に電話をかけて相談されるとよいと思います。平日でしたがご神職は社務所で他の参詣者の相手をされていましたから電話しやすいかと。境内は平で段差があっても低いので大丈夫だろうと思いました。
#ブックマークコメントでいただいた情報によるとここは車椅子でも大丈夫だそうです。良かった😆
【境内の様子】
境内西側参道入口にある社号標
社殿への石段参道
石段参道上から
拝殿
本殿
本殿横の土俵
幣殿と本殿をつなぐ橋
本殿瑞垣内にいて守っている備前焼狛ちゃんの後ろ姿😊
本殿斜め後ろから左右の様子がわかるように本殿をのぞいて合成
本殿向かって左から境内社の稲荷神社(だったと思います)
本殿裏の磐座
【おまいりをおえて】
ポツンとある山の上に清浄な空間がありました。倉敷南部の山は昔は島だったものが多くあります。こちらもその一つなのでした。
境内には置き石の通路がぐるりとあります。それ以外の土の部分は綺麗に掃かれていて気持ちがいいです😀
境内には静かに力が満ちていてゆったりとした空間になっていましたが、本殿からは細かく震えながら降りて来るような気を感じました(あくまでもその時個人がそう思っただけです)。
一番驚いたのは、時計回りに本殿裏の境内社を巡っている時でした。特に本殿裏の磐座辺りがものすごく温度が下がる感じがして澄んでいるのです。しばらく意味もなくうろうろしました。
温度が下がる感じは日常生活の場では良くない時もあります。神社境内ではそんな背中がゾクゾクするような不快な低さではなく、まるで自分が軽くなるような、吸った息が体に染み渡るような心地良さです。だから境内は隅々までのんびり歩いて気の変化を楽しんでください。
境内は、二千年前に鎮座と書かれている古社らしい檜皮葺きの本殿の落ち着いた美しさが印象的でした。境内社も新しいものになっていてとても良かったです。上の写真でもわかるかと思いますが、この足高神社は左右対称に建物が配置されています。それが渡り廊下で繋がれている様はご縁があればお詣りして一度自身で見てください。
綺麗で何か力を感じるいい神社でした。
#ある程度書いたところで地震でした。皆さんがお怪我をされていませんように祈ります。