米子手前で折り返しの神社巡り。霞神社からそこまでの間の神社を探し、駐車できそうな神社で距離がちょうど半ば、その条件にあったのがこちら菅沢(すげさわ)神社でした。
#前記事に境内社のことで追記しました。
目次
【御祭神】
【御由緒】
【菅沢神社への道】
国道183号から国道180号へ変わって7キロくらい北上した辺りです。日南湖を過ぎて下り坂が右へ大きくU字にカーブした所にあります。
U字に囲まれた土地は公園になっていて神社参道はその中央を通っています。
大きくカーブした後の真っすぐになった場所に一の鳥居があります。その付近は路側帯がぐっと(4~5メートルくらい?)広がっていて車をとめることができます。駐禁の標識はなかったように思います。
U字の頂点には公園へ入る道があって、進むと駐車スペースがあります。
道の奥にはトイレもありますからお詣り後に休憩するのにちょうどいいと思って今回はここに駐車しました。私は一人でお詣りですが、子供連れでお詣りされる方はお詣り後にちょっと遊んで帰ることができますね😄
【👨🦽車椅子使用の方のための情報】
公園の駐車場にとめて散策を兼ねてそこからお詣りできたらよかったのですが、残念ながら参道の先は石段です。こちらからはお詣りできません。180号を100メートルほど上がると境内裏側からの入り口があります。
ただ、問題なのはチェーンが張られていることです😫
記憶が曖昧になっているので正確なことがわからないのですが、勝手に外せなかったような。神社関係者にお願いしてお詣りの前に外してもらわないと難しいでしょう。力のある男性なら車椅子を持ち上げて越えることはできるかもしれませんけど、車両通行禁止の所から無断で入っていいのかは微妙なところだと思います。車椅子は歩行者の扱いですが、入ったことで関係者の想定していない事故が起こったらお互いに困るかと😔 こちらの参道は平らで車椅子で通れる道です。下の写真は本殿付近から入り口を見たものです
社殿のある土地は参道の段差はありますが基本的に平らで、拝殿も介助者に押してもらっているなら賽銭箱前まで行けて、自分でお賽銭を入れることも鈴緒を振ることも大丈夫な神社なのです。なので、許可を得て問題なく入れるとしたら、お詣りは楽にできると言えます🙂
【境内の様子】
国道180号沿いにある一の鳥居
菅沢神社社頭(二の鳥居とすぐ後ろに三の鳥居もあります)
随身門
石段上から随身門を
拝殿正面
拝殿斜めから
本殿
拝殿横から前方を
随身門左右大臣像
狛犬(二の鳥居前)
狛犬(三の鳥居前)
狛犬(石段上)
【おまいりをおえて】
車は公園にとめましたが一度外へ出て一の鳥居から橋を渡って神社へ向いました。川の流れが自然の結界になっているような気がするのでいつもそうします。
二の鳥居から三の鳥居までは5メートルくらいしかないと思うのですが、その間で一気に空気が変わります。そこから先はとても澄んだより清々しい土地です。本殿そばに立つと、はやい周期でふわっとしたものを感じました🙂
#いつも書いていますがこれはあくまでも個人の感想です。感じたことがその神社に特有のことかどうかはわかりません。他の方は別のものを感じるかもということです。
ネットで他の方が撮られた写真を見ると、もっと苔が多いようです。じめじめした感じは(この時期だけなのかもしれませんが)全くなかったです。水の多い社と先入観を持ってお詣りしたら違うなと思われるかもしれません。
お詣りはGWで、春の祭りから間がないためか杉の多い境内にしてはとても綺麗な状態でした。普通は強い風が吹かなくても落ちてくる枯れ枝がぽつぽつとあるものです。山にあるのに綺麗な境内はお詣りしてよかったと人に思わせるもの。そうした時には自然に笑顔になるのです。そして、その明るいエネルギーが神社と神社を守る人々へ還っていくのを願います😌🙏
この日お詣りした神社は伯耆国らしく大社造(その変形)が多いです。拝殿は横長のよく見られるようなものに対して本殿は妻入りで屋根が優美な曲線を描いています。山陽側に多い流造と違って縦横の屋根の配置は見慣れないせいもあるでしょうけど、特有の美しさがありますね😊 菅沢神社のような装飾の少ない本殿だと造りの持つ美がはっきりするように思います。
菅沢神社は派手ではありませんが、村人を見守る産土様(四社を集めた神社)らしい落ち着いた感じのいい神社でした。