国道183号沿いにある神社で駐車場がある所を探してお詣りのルートを決めた四社目がこちらの霞神社でした。谷間にあるのでたまたま通りすがりに寄ってみる神社ではないでしょう。行く意志が必要です。
#補足説明のために追記しました。
目次
【御祭神】
国常立命 国狭槌命 豊斟渟命 泥土煮命 大戸道命 面足命 伊弉諾命
大日孁貴命 忍穂耳命 瓊瓊杵命 彦火火出見命 鵜葺草葺不合命
#合祀された神社の神々は由緒看板に書かれています。
【御由緒】
わかりやすい由緒看板です。
【霞神社への道】
国道183号が国道180号へ分かれる所まで約4キロ手前にあります。国道183号は途中で右へ折れるので直進していると実は鳥取県道8号になっていますが、そんなことは何も考えずに走っていると左右から青と白の案内標識が立っているので、そこを右折してそのまま直進します。国道183号の下(かすみIC)をくぐったら緩い登坂になります。ここは信号機のない交差点になるので注意してください。
約400メートル先右側に民家があって道が奥へ続いています。
この奥(家の反対側)が駐車場です。8台くらいの駐車枠がありました。
【👩🦽車椅子使用の方のための情報】
駐車場はアスファルト舗装されていて雨の日でもぬかるんで困る心配はいらないでしょう。駐車場から右側にある緩い坂を上がると未舗装の部分を奥へ進めます。
向って右端の石灯籠の辺りに上の段へのスロープがあります。
社殿はぐるりとコンクリ舗装された道で囲まれていて、そこも通れる幅がありました。拝殿には二段ありますが前を持ち上げて乗り越えることはできそうです。ですが、拝殿前に来ているので、それ以上先へ進む必要はお詣りという意味ではないように思えました。
奥さんの話では、石段を上がるのが難しい方のために作ってあるそうです😃 この辺りは平成に作られた(遷座による整備をした)神社の良い所ですね😄
【境内の様子】
霞神社社頭
随身門
拝殿正面(前を開くと拝殿の印象が変わります)
拝殿斜めから
本殿
本殿後ろから
境内社(金井神社)
境内社(稲荷神社)
お社周囲に目を光らせるお狐様達(少し犬っぽく見えます)
手水舎
狛犬(拝殿前)
【おまいりをおえて】
手水舎で清めていると男性に声をかけられました。宮司さんでした。そして拝殿でお祓いをしていただきました。社におられる時にはそうされているそうです。ありがたいことです😌🙏 御祭神様にもお礼を言いました。
宮司さんから遷座した霞神社のことをいろいろと教えていただきました。一人一人こうしたことをされるのは大変だと思います。それを神主の務めとして、今は離れてしまっている神と人々の間に立って(人々の側から向かうように)ムスビを強くされているのでしょう。頭が下がります🙇♂️
SNSをされていると聞いた覚えがあるのですが、探し方が悪かったのかすぐに見つからず。また探さねばと思っています。
社殿外側は既に黒っぽくなっています。諸事情でどうしても汚れてしまうのだそうです。でも、中はまだ桧の良い香りが漂っていて明るく、昇殿した参詣者の心も明るくしてくれる空間でした😊 一般の参詣者がまだ新しい拝殿に上がれる機会はなかなかありません。今はボロボロになっている多くの神社も、かつてはこうした状態だったのだと思えば粗末に扱ってよいはずがないと改めて強く思いました。自分より若い世代に何かひとつでも伝えねばです。
宮司さんも奥さんも参詣者にお詣りしてよい気持ちで帰っていただきたいと思っておられるのでしょうね😌 選ぶ時にたまたまではなく(全て必然なので)こちらの神社を選ばされたのだろうなと感じました。お遍路さんは同行二人という言葉を意識すると思います。同様に神社へのお詣りも自分と守護霊との二人三脚です。互いの想いを合わせてのお詣りだと知ればきっと何かが変わるはずです。
#現代日本人には守護霊と書くのがわかりやすいはずと思って書いています。呼び方はどうでもいいのですけどね。
霞神社境内は陽光に包まれたとても爽やかな空間でした。本殿そばで立っているとゆっくりとですがじんじんと震えるような力を感じました。
#その日の個人の感想です。他の日では違うかもしれませんし、他の方とも違うかもしれません。
向って左の境内社はすぐにメモをとらなかったので、かなやだったのかかなやまだったのか、それともかなやごだったのかがわからなくなってしまいました。こちらの質問に答えていただいたのに正確なことが書けずに申し訳なく思います😫 製鉄(たたら)関係の神様だったのは覚えています。
霞神社は、遷座した神社の未来を決めるのは、神と人の交流の場に関わる人の気持ちがとても大きいことを教えてくれた綺麗ないい神社でした。
追記
境内社の名前が鳥取県神社庁の霞神社のページにありました😆 金井神社でした。かなまではきちんと覚えていたようです。製鉄関係ということで脳内で不明な部分を勝手に補ってしまったようです。コメントでやりとりした後でわかったのがなんとも。普段鳥取県神社庁サイトを見ないで過ごしているからサイトがあるのをすっかり忘れていました。鳥取縣神社廳だと最初に出てきますが鳥取県神社庁では出ないのです。
コメントで書いている社叢は社殿のある土地に生えている多数の樹木という意味で使っています。