ほわほわ神社生活

ほわほわ神社生活

神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

MENU

樂樂福神社(鳥取県日野郡日南町宮内1065)

国道183号沿いをグーグルマップで見ていくと実にいい漢字が並んでいる神社がありました。それが今回の樂樂福(ささふく)神社です。この記事では公式サイトに習ってこちらの表記で通します。

 

目次

 

 

【御祭神】

孝霊天皇 細媛命 若武吉備津彦命 福媛命 彦狭嶋命

孝霊天皇とご家族

【御由緒】

樂樂福神社 由緒略記 - 樂樂福神社公式ホームページ

公式の御祭神御由緒についてのページです。略記とありますが参詣者にとっては非常に詳しく書かれていて、神社のことをしっかり学んで参詣できるものです。

【樂樂福神社への道】

国道183号を広島鳥取県境から12~13キロくらいでしょうか。前回の多里神社からは7キロほど北へ進んだ辺りにあります。日南町役場からは西へ約4キロといった所です。

 

山と山の中間を通る183号が両脇にある田んぼが左だけになってきて右は山がどんどん迫ってきたら樂樂福神社は間もなくです。下のは通りすぎています😅

白い標柱と社号標がある間を曲がったらすぐ左が駐車場です。

ストリートビューは少し前の写真で、これだと入り口が狭くてよく見えないのです。今は下の写真のようにわかりやすくなっています。枠がないので止め方にもよりますが十数台? は可能かなと思いました。

【👨‍🦽車椅子使用の方のための情報】

神社駐車場から西へ100メートルくらいの所に上にのびる細い坂道入り口があります。自動車参道の看板がありますから間違えることはありません。かなり細い道なのでミニバンクラスだと余裕は無さそうです。私も入り口まで歩いて幅を測ればよかったのですが、急いでいたのでしなかったのですm(__)m

上の駐車場から見たのはこんな感じです。軽でないと無理な幅ではないように見えます。確かなことは言えませんが2メートルはあるのではないかと。

コンパクトカークラスの車が上に駐車していましたから、昔でいうところの5ナンバーサイズは間違いなく通れるようです。入り口の様子を知りたい方はストリートビューでわかります。それで判断してください。

 

社殿から戻ってこられた女性(宮司さんのご家族?)に車椅子での参詣についておききしたら、上の社務所近くの駐車場よりもっと奥の社殿近くまで行ってもよいのだそうです😃 ありがたいことです。一度上の駐車場でとまってから介助者が社務所に一声かけると丁寧なお詣りになるかと。

参道は上の社務所下の駐車場からトイレの横を通って社殿までのびています。

 

 

【境内の様子】

駐車場からの石段参道(幟のお名前はボカシ処理をさせていただきましたm(__)m)

樂樂福神社鳥居

随身門へ(途中省略)

随身

拝殿

本殿

社殿全景(幣殿から本殿と隣の若宮神社

本殿横から

社殿遠景1

社殿遠景2

拝殿前から見た境内

境内社若宮神社

境内社木野山神社)

境内社(祖霊、護国の英霊を祀る社)

境内社荒神様)

随身門の左右大臣像

力石

拝殿の巳様

狛犬社務所付近)

狛犬(拝殿前石段の脇)

 

【おまいりをおえて】

ナビが示した所で曲がると全然違う場所でした。転回しようとしたらそこに軽トラが現れてお兄さんが降りたので、自分も降りて道をたずねました。ナビが案内したのは手前でした😫 お兄さんに教えてもらってもう少し進んで駐車場につくことができました😄

 

今回、樂樂福神社を含む多くの社に参詣しましたが、困った時にはすぐに誰かが現れてくれました。神棚に道中の無事を願って家を出たから御加護があったと解釈して元気を出していました。

 

樂樂福神社の境内は全体的に清々しいものでした。中でも社殿向かって左側にある境内社との間は素晴らしく澄んだ気でそこだけ強烈な冷気を感じたほどです。大勢の人が来られる神社でしょうけど、こんなに身が引き締まるような境内があることに感動しました😃

 

そこからちょっと離れると一気に感じが変わって本殿そばでは、くわっとくるような圧を受けました。

#いつものことですがこれはあくまでも個人の感想です。違う日だとまた違った感じかもしれませんし、他の方とも違うかもしれません。ご自身で感じていただくのが一番確かなことです。

 

淀んだ思念を発してはいけないと精一杯己の心を澄ませて歩きました。が、あまりに人を畏まらせてしまうからなのか境内社に置かれた獅子舞のおもちゃに和まされました😄 柏手👏を打つと踊ってくれるのです。そんなものがあると知らなかったので笑いました😆

 

妻入り(大社造)の社殿はさすが旧県社だなと納得させられるものでした。妻入りの社が並ぶ若宮社側が特に美しいと思います。

 

御祭神は孝霊天皇とご家族ですが吉備国では非常に多くの神社で目にする大吉備津彦命の名はありません。吉備国の民だと命を祀る一宮には行ったことがあるでしょうから、こちらで他の方々にご挨拶できるのは良い事だと思いました。

 

吉備津彦命というこの世の存在はもちろん人間です。が、

(塾考の末、途中削除)

神話と歴史の境界は古より今日まで、この国にはないのです。

 

良い気に満ちていたと書く時、それはパワースポットだから幸運を貰おうという奨めではありません。良い気で一時的に己をいつもより上げていただくことで、少し先にある自身の状態(未来)を知るためにです。それを繰り返して霊的に進めた時は、神社へお返しできるものが自然に備わっていることでしょう。全ては神と人の良き循環のためなのです😌

 

樂樂福神社は神代から今に続く人の世、繋がりの中における己の位置を思うにはとてもよい綺麗ないい神社でした。