ほわほわ神社生活

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神社が暮らしの中にあるおっさんのちょっとだけ変わった日常です。主に岡山県広島県の神社巡りをしています。神社巡りの記録や神社のことで思うことを書いています。

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多里神社(鳥取県日野郡日南町新屋70)

今回は国道183号沿いの神社をお詣りしていこうと決めていました。鳥取県に入って最初の神社は多里神社です。この記事の終りに本来別に書かねばならないことを短く書いています。

 

目次

 

 

【御祭神】

倉稲魂命 他四十三柱の神々

#詳しくは鳥取県神社誌をご覧ください。神代七世の神名もあるのは珍しいと思います。

【御由緒】

多里神社|鳥取縣神社廳(公式ホームページ)

こちらに御由緒について書かれています。

【多里神社への道】

国道183号から少し西にひっこんでいますが、国道沿いといえばそういってもよいかと。広島鳥取県境からは5キロも離れていない? 辺りです。

 

前回記事の奴可神社からは前の道を通って7キロほどで猫山スキー場横を過ぎて国道183号へ。そこからまた7キロくらいで多里神社です。

 

南から県境を越えたら坂道を下って平らになると、ほぼ真っすぐな長い直線が続きます。約2キロで道の左側に社号標と常夜灯(石灯籠)が現れます。

その間を通って一の鳥居の向こう50メートルくらいで境内に到着します。

二の鳥居の前から(右の方がいいと思います)境内へ入って車をとめます。

ちょうど地元の方が通りかかったので駐車場についておたずねしてみると、境内に入った所に適当にとめていいとお返事をいただきました😂 安心してゆっくりお詣りできますね。

【👩‍🦽車椅子使用の方のための情報】

平地にあり、境内に駐車してもよいそうで、車椅子の方にはとてもお詣りしやすい神社だと思います😃

 

参道はまっすぐ拝殿へ延びています。段差はありません。拝殿前でおまいりできる神社です。忠魂碑にも行けますが、ここは一段高くなっています。社殿横の境内社は石垣で高くなった土地にあったのでこちらは近くでになりますね。

 

とにかく、多里神社へのお詣りであれば全く問題ないと言っていいと思います。

 

 

【境内の様子】

多里神社社頭(社号標、常夜灯、一の鳥居)

参道途中からの境内全景

参道(境内)

拝殿前から振り返って

拝殿正面

拝殿斜めから

少しひいて

本殿

本殿左右から見る境内

境内社1

境内社2

狛犬二の鳥居そば

その次の狛犬

三番目の狛犬

四番目の狛犬

忠魂碑

 

【おまいりをおえて】

車をとめた境内は短い草で緑でした。お祭りのために手を入れてもすぐこうなってしまうそうです。でも、これくらいの長さだとこれはこれで苔に覆われた寺社のような味わいがあると言えそうです。

 

狛犬が多い神社です😃 神社によってはそっくりな狛犬(奉納の年代は違います)が複数いることもありますが、こちらは玉乗りとお尻を上げたのとでした。狛犬の違いを見ながら挨拶して参道を歩くのはお詣りの楽しみのひとつですよね。

 

多里神社は二の鳥居の内側から軽く柔らかな気に満ちていました。この世の人間には非常に居心地がいいと思います🙂

 

本殿そばでは、立っているとじんじんと身体が痺れてきます。こういった書き方は否定する人もいるのでアレですけど、嫌われていないみたいな所は私はこうなります。

 

クロアゲハが現れてしばらくして消え、また近くを飛び回りを繰り返し。忠魂碑前で英霊さん達とお話(一方通行)していると白い蝶(たぶんウスバシロチョウ、近年はウスバアゲハと呼ばれます)が長い間そばをひらひら飛んでいました。

 

山と山の間に田んぼが広がって神社がある。虫の姿を愛でることができる。上記の事をどう思うかは読んだ方にお任せしますが、田舎の春がここにあったのは否定できないでしょう。

 

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忠魂碑は少し大き目な神社ではよく目にするものです。今まではあまり写真を貼ったことがないと思います。今回小さくして貼ったのは、お名前と年齢が記された中に十代の方が複数おられたからです😢

 

今はもう皆さんあちらに戻られているのでしょうか。それを願うしかないです。

 

人は神仏の仕組みの中で生きることができている。今は公と私のバランスが極限まで公に傾いていた社会での人生ではない。そこで神意に背き、己の人生に不平不満しか言わず、先人を踏みにじっている現代人の我々。

 

我良しで生きることを自分軸とか自分らしくとかわけのわからない言葉で誤魔化す者、神域で最初に発した思い(言葉)が神々への要求な者をどんな思いで見ておられるのでしょう。どこまでも優しい気の中ですぐには出ぬ答えを探して立っていました。

 

#楽しんでいいのです。苦しんでいいのです。この違いが同じとわかるなら。

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多里神社は(かつてこの地で生きていた方々の想いと)今守っている方々によってきちんと維持されていると感じた綺麗ないい神社でした。