GWに日帰り十社巡りをした時、ルートを西よりに北上して戻りは少し東よりにとることで鳥取県の南西部分を一度でできるだけカバーするように決めました。ルート的に国道181号沿いの神社になりますが少し外れる所も範囲でした。宮市神社は周辺を探し、いい雰囲気の神社だったので立ち寄りました。
目次
【御祭神】
【御由緒】
【宮市神社への道】
国道181号から国道482号に入って約3キロで宮市神社です。482号の曲がりくねった所を過ぎて1キロほどの長い直線の終りにあります。
鳥居の左横に車数台が止められるだけの広さのスペースがありました。
看板はありませんが、ここが駐車場だと思って車をとめました。
【👨🦽車椅子使用の方のための情報】
社号標の隣、神社向かって右側から未舗装路が拝殿のある段まで続いています。
内から外を
拝殿前には五段の石段があってその上も狭いですから、石段前でおまいりになると思います。
境内社も石段を上がってになりますのでここもその前で。本殿横には行けなかったような気がします(写真がなくて不明なのです)。
宮市神社そのものにはお詣りは簡単にできるでしょう(賽銭等は別として)。
【境内の様子】
宮市神社社頭(鳥居を再利用した注連柱が鳥居前に建っています)
拝殿正面
拝殿斜め
本殿
本殿横から前方を
社殿遠景
御神木
遥拝所(後で写真を見たのですが文字が一部隠れていてよくわかりません)
狛犬(鳥居のそば)
狛犬(拝殿前)
境内社彫刻の一部
おまけ
神社前の道から見る大山
拡大
【おまいりをおえて】
海に面して遥かな島が見える神社や高い山を背後にする神社はよくありますね。こちらの宮市神社は正面(ちょっと斜めですが)に伯耆大山を見る場にありました😃 瀬戸内海で沖に浮かぶ大きな島を観ているような気になりました。
宮市神社境内はとにかく柔らかでほわほわした気に満ちていました。二の鳥居からそんな感じだったと覚えています。
本殿の方も同じく柔らかな風が吹いてくるようでしばらくそこに立っていたい気にさせてくれるものでした。
#全て個人の感想にすぎません。
御由緒の欄のリンク先を読むと、放火で社殿を失ったのだそうです。千年を越える歴史を持つ神社だそうで、今こうして立派な社殿を再建されたのは本当によかったと思います😌 でも、それまでの数十年の間に亡くなられた氏子の方々は大勢おられたはず。人から心の支えを奪い取る神社放火。怖ろしいことです。
注連柱は鳥居を再利用して作られています😮 よく見られるのは柱間に竹を渡してそこに注連縄をつけているものです。この注連柱は一番上にある笠木と島木を除いた形ですから注連縄の取り付けは普通の鳥居と同じですね。たまたまでしょうけど、注連柱と鳥居の間の姿なのが面白いです。
狛犬は太い針金でこれ以上壊れないように処置されていました。このブログは面倒なため(!)に狛犬一体ごとの年代は無視しています😅 この狛ちゃんはどれだけ氏子の移り変わりを見てきたのでしょうね。
宮市神社は上の二つでわかるように、神社にあるもの(とそれが作られた時に込められた想い)を大事に次の世代に伝えようとしていることがわかり、初めてお詣りした者の心に敬意を生じさせる綺麗ないい神社でした。